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時代

自分の身の周りにも、移植後10年経過という人が出てきている。

それこそ、十数年前なら助からなかった劇症肝炎さえも、移植の道さえ拓ければ助かる様になった。


医学の進歩によって救われた我が命、関係する全ての人にただただ感謝。



その自分も、今年は移植後8年目を迎える。


長かったような短かったような・・・「あの日」から、小さかった子たちは成長し、見守ってくれた
両親は年老いた。

なんとか自分の体調は維持するも、大切な闘病仲間は他界し、第三者の中では病気の最大の理解者
であった方も亡くなり、死の直前までいった自分が生き残るという不条理を噛みしめていたりもする。





世の中では再生医療が現実のものとなりつつある。

今、現在助からない命が、数年後、数十年後には当たり前のように助かっているかもしれない。





自分は、「あの時」だから助かった、でもそれよりも早かったら・・・



だったら今、危機的状況にある人でも、数年後まで頑張ったら助かるかもしれない。

それこそ普通に。



物事が発達、発展していくように、助かる道さえもどんどん広がって行くのだろうと思う。




だから、人間、諦めちゃいけない、そう、死ぬまでは。
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