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とんび

日曜劇場『とんび』を見て涙し、よりによって今日は旭くんが東京へ旅立ち・・・

とんび (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)






我が家も、長男はこの春から東京での完全なる一人暮らしになり、次男は大学個別試験を目前に控え、
前・中・後期各試験の結果いかんで、将来の方向性も、向かう地も変わる。



健くん扮する旭のように「ありがとう」の一言もなく、2年前上京した長男ではあったけれど、高校まで
の尖った雰囲気はすっかりなくなり、色々と気配りも、少しはできるようになってきた。



7年前、2人のちょうど多感な時期に、一年以上に渡って病気で家を空けたことで、少なくはないいざこざ
があったのは確かで、きっと2人にとっても思い悩むことも多かったと思う。

その分、多少なりとも精神的に大人になってくれた、と思うのは親の勝手な思い込みだろうか。





ドラマ中で、お父さんが東京へ行く息子に

「東京へ行くつもりもないし面倒をみるつもりもないから勝手にやってくれ。その代わり世話になるつも
りもない。」

みたいな台詞があったけど、自分としても世話になるつもりは無い。かみさんはどうかわからないけれど。。



ところが逆はだめ。面倒をみずにいられない。

新居探しから引っ越しの手配から旅の支度まで、よせばいいのに、よりによって夫婦2人して、あれから
これからやらずにいられない。

バカ夫婦だろうか。


「可愛い子には旅をさせる」つもりで東京に出したのに、これがなかなか。




さて、次男くん。

試験の結果次第では北海道を離れる。

それはずっと子供の頃からの目標を手放す事にもなる。



人生の瀬戸際だ。



それはきっと、自分たち家族にとっても生活の大きな転換期だ。

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