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移植と癌と、コロナと。

移植で助けられたから、

癌と診断されても根治可能だったから、


だから言えるのかもしれないけど、移植の辛さって、自分一人で決して完結できないこと、そこが何より一番と思ってきた。

医師や看護師、家族等の存在、これらが必要っていう意味では、自己完結の病気は一つも無いのだろうけど、

でも移植の、自分以外の人の肉体に関わってくるという意味で、こんな大変なことは他に無いって思ってきた。



それ以外の病気なら、たとえ癌でも、そこまでの犠牲は払わないのだから、と。


今、癌になって、やはりそれは実感として感じる。

もちろん、年齢やその時の周りの環境の違いっていうのもあるんだけれど。



今回、手術は延期された。

いつできるかっていう見通しも立っていない。

でもこれは自分の中で整理できる。

これがもし移植だったら。

今も多くの移植待機者がいる。


この人たちの思い、苦悩、苦労は並大抵のものではないと思う。




新型コロナウイルス、これの何が嫌らしいかっていうと、その感染率よりも致死率よりも、

一見、普通の人が、実は感染していて、しかも他人に感染させてしまうこと。


もし発症してしまった時、決して自己完結できないっていう意味で、どちらかというと、癌よりも移植。

他人への波及があまりも大きい。




免疫抑制しているこの身、重症化の可能性は、たぶん凄く高い。

おそらく、よく言われている、熱何度以上で何日は様子見、っていうのは当てはまらない。

ケースバイケースではあると思うけど、医師には、まず電話してきてください、という話しはしてもらった。



移植と癌と、そしてコロナ、

更に言えば、今はアレルギーにテニスエルボー。


なんか、変な言い方だけど、

逆に、

生きてる、って実感しているんですけど。



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