突発性難聴

浜崎あゆみさんが左耳の聴覚を失ったと聞いて驚いた。

左耳の機能が完全に麻痺しているという。



そしてそれが「突発性難聴」の疑いがあるという。

「突発性難聴」というと、国の難病指定の特定疾患４５種のうちの一つ。


そんな難病を抱えながらここ数年、歌い続けていたのかと思うと・・・




「突発性難聴」・・・その名の通り突然難聴になり、原因が不明、血流障害
やウイルス感染などの説があるらしいが、本当のところは解らないという。

聞こえ難いのは勿論、耳鳴りやめまいが生じる事もあるそうで、なんとも
厄介だ。


確立した治療法が無いそうだが、対処が早ければ早いほど、回復する可能性
が高くなるらしく、医師に「手遅れ」と告げられた時の浜崎あゆみさん、そ
の職業から考えると、その時の気持ちは想像を絶する。




「それでもやっぱり、私はボーカリストであり続けたい。残されたこの右耳
がいけるところまで、限界まで歌い続ける」


こうなってしまった以上、この気持ちを大事にして、体調だけは気を付けて
歌い続けて欲しいと思う。

夜中の病室

今、仕事をしながら、Ｂａｎｋ Ｂａｎｄ ｗｉｔｈ Ｓａｌｙｕの「ｔｏ Ｕ 」
を聞いていて、入院中の夜中の病室を思い出してしまった。



いくら病人とはいえ、よほど体調が悪くないかぎり、夜９時消灯、朝６時起
床というのは閉口する。

朝はともかく、夜は夕食を取ったならすぐ消灯時間が来る感じで、ちょっと
ホールで長電話をしようものなら、病室は真っ暗。



長い入院生活の中で、かなりの人達はなかなか寝付けず、睡眠剤を服用して
いた。

やはりあれこれ考えてしまって、精神的に不安定になって、睡眠剤を利用し
てそれらが少しでも解消されるなら、ということだ。



ワタシは半ば意地になって利用しなかったが、（色々理由はあるのですが）
一年間のほとんどが常に痛みを抱えていて、点滴の管に繋がれていたものだ
から、ただでさえ寝付けないところに輪を架けて寝ずらい。


恐らく患者の皆さん、ほとんどの方が寝る事に苦労しているのではないか。


まぁそれでもＡＢ型の典型のようなこの性格、一睡もできない時もあれば、
しっかりと寝れたりするので、一年間、病室で生活できた。





肝性脳症だった頃は、毎晩ナースステーションから看護師さんの歌が聞こえ
てきたり、一晩中悪口を言われたり。（幻覚です。・・・だと思う。）

なんだかわからない恐怖に襲われ、個室を逃げ出そうとして鍵を掛けられた
り。

脳症が治まると、やたらと家の事が気になり妙に目が冴えたり。

同室の人のイビキが気になり廊下に出てみると、同じ状況の人と出くわした
り。

痛みに耐えられず、それでも声は出せないので廊下に出てうずくまっていた
り。

深夜までテレビを見ている人。（内緒で）

メールのやり取りをしている人。（内緒で）

音楽を聞いている人。（意外にアニメソングだったりする）

決まって朝４時に起きる人。

決まって夜１１時まで起きている人。

「俺は常に団体生活をしているから、絶対にイビキはかかない」と豪語する
人。

豪語するわりに、誰よりも早く寝入って、大きなイビキをかく人。

看護師さんが深夜のみ回りに来るたび、照らされた懐中電灯に反応する人。

いきなり目を見開いて、看護師さんを驚かせる人（それは私、）

子供の夜泣きにイライラする人。

子供の泣き声に元気付けられる人。

術後のベッドが柔らか過ぎて、勝手にマットをはずして看護師さんに怒られ
る人（これも私、）




まあ色んな人がいて、色んな夜の過ごし方があるもんだ。




一年間の入院中、一番精神的に辛かった時、それは再手術前の数ヶ月。

そんな時心の支えになるのはやはり音楽。

たくさんの音楽に励まされたが、その中の一つが、


Ｂａｎｋ Ｂａｎｄ ｗｉｔｈ Ｓａｌｙｕの 「ｔｏ Ｕ 」



この曲を聞くとたちまちあの時の思いが蘇えるのです。

くじけそうになりながらも、必死で何かにすがろうともがいていたあの時を。




【Ｂａｎｋ Ｂａｎｄ ｗｉｔｈ Ｓａｌｙｕ～ｔｏ Ｕ 】　

・・・
沈んだ希望が　
崩れた夢が　
いつの日か過去に変わったら
今を好きに　
もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ


・・・
悲しい昨日が　
涙の向こうで　
いつか微笑みに変わったら

人を好きに　
もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ

・・・

カラオケ王子

我が家の次男はカラオケ王子。



元旦は初詣に向かったものの長く続く車列を見てあっさり断念、夕方にもう
一度来ようということで、さらに向かった先はカラオケ、シダックス。

予想通りと言うのか、客は数える程だった。


長男はいつも一曲も歌わず聞いているだけなのに、次男といったら一度マイ
クを持つと離さない。（オヤジかっ！）


そして良く歌を知っていて、こちらが初めて聞くような歌ばかり歌う。

しかもなかなかうまい（よっ！カラオケ王子！！）


妻も妻で負けじと歌うので、いつもマイクの取り合いだ。



ワタシはといえば、体力と共にすっかり声量が落ちてしまって昔のように声
が出ないので、歯がゆい思いをする。

これでもかつては、口の悪い悪友に、「誰でも一つ位はとりえがあるもんだ
ねぇ」とも言われたのに。


まっ、歌はカラオケ王子の次男に任せるとして、ワタシはバックコーラスの
練習でもしますか。


だって、今、次男と二人で目標にしているのは、次男が高一になったら、
ＮＨＫののど自慢に出る事、そしてコブクロのように歌う事。

コブクロが駄目ならチャゲアス、それが駄目なら狩人、それも駄目ならザ・
ぼんち。


さって、何を歌おうかな。。。

ステラプレイス＆アピア

今日２日といえば昨日の初売りに続く新年のバーゲン。

というわけで、ウチの奥さまもいざ街へ。

年末の慌ただしさにも負けず、ここ数日の寝不足にも負けず、かくいう私も
兵隊として、いやアッシー君として行ってきました札幌駅ステラプレイス＆
アピア。

バーゲンといっても、二人とも新年の初売りはずっと近所で済ませてきたの
で、買い物好きの妻でさえ、街なかまでわざわざ行くのは今年が初めて。


いや～ぁ、それにしても人、人、人。

新年草々、よくもまぁ集まるもんだ。


ファッションにはうるさい奥さま、しっかりと年末のうちにブツをチェック。

４割引きになっている事をしっかり確認した上で、迷わずゲット！

滞在時間１時間ちょっとで帰宅の途についたのでありました。



ところで、マスクをしていたとはいえ、あの雑踏の中で右往左往していて、

大丈夫か？？俺！！！

ハナミズか？

すっかり体調も落ち着き、３年振りにゆっくりとした年末年始を迎えられ・・
るはずが、３０日朝、親類の突然の訃報。

３０日、３１日と葬儀の為、慌ただしい年末となってしまった。

それでも大晦日は午後から息子２人と共に、男衆３人で水周りの大掃除を分
担。
厳正なるアミダくじにより、長男：洗面所、次男：便所、私：ユニットバス
に決まり、鬼軍曹（妻）の鬼のような監督・指示の元、滞りなく無事終了、
もう汚すまい、と誓った３人の兵隊でした。



すっかりさっぱりしたところで、ここ数年満足に見ていなかった（見られな
かった）紅白歌合戦を家族揃って見ようとしていたら、子供達は子供部屋の
ＴＶの前に陣取り、ゲームやら「ガキ使」を見出すやら紅白などそっちのけ。

結局最後まで、夫婦２人だけで見る事に。


最近はあまり興味がなく、眠気が勝り見たり見なかったりの紅白だったが、
今回は中居くんと鶴瓶さんの司会という事もあり、何年振りかでほぼ全て見
てしまった。



これがねぇ、黙って見ていればいいものを、夫婦２人で突っ込み合いの言い
たい放題、


「なんで今更こんな歌を歌うの？」

とか、

「この人、今年何かした？」

とか、

「そもそもこの人誰？」

とか、

「美川憲一っていつも後ろでクルクル廻っているよね」

とか、

「アンジェラ・アキみたいに歌えたら気持ちいいんでないかい」

「そんなの普通の人が歌えるわけないっしょ」

とか、

「なんでムーディーとクールファイブなんだ！」

とか、

「美空ひばりと言えば、新婚旅行の帰りの移動バス、思い出すね」

とか、

「４８人もいたら大変だねえ」

とか、

「ショコタン、思ったより歌うまくなかった」

とか、

「○○って、全然歌手のオーラ無いねぇ」

とか、

「なんだかんだ言って、最後の『世界に一つだけの花』が一番盛り上がって
いたんじゃない？」

とか、

「中居くん、鶴瓶のフォローで大変だね」

とか、

「○○の作る曲は全部ステキだね」
「そして歌も上手なんだから」
「あとは見た目が・・・」


とか、自分達を棚に上げてほざいてました。




それでも、妻は

中村中さんの「友達の詩」に感動し、

「蕾」「ハナミズキ」の作られた由来を聞き、歌を聞きながら涙し、

ドリカムの美和ちゃんの、涙を必死でこらえ歌う姿に又涙し、


はたまた、

「愛のうた」と「ＬＩＦＥ」と「ＺＡＲＤメモリアル」の時には、負けじと、
声を張り上げ歌っていた。





小椋佳・美空ひばりの「愛燦燦」、良かったですね。

「友達の詩」本当にいい。

徳永英明、病気を克服してお見事。

平井堅、売れる前から応援してるよ。




なんだかんだ言って、たまにじっくり紅白を見て新年を迎えるのもいいもん
だ、と思った次第です。





最後に、阿久悠作品４曲を残し、ＳＭＡＰが歌っている時に、

「これで・・・、ＳＭＡＰで今年の紅白のトリと考えよう！！」

と大胆なことをのたまっていたのは・・・妻です。

皆さま、今年も宜しく

お願い致します～★