野良猫の ゆるゆる行きぬ 梅一分
梅士 Baishi
今朝の気温は6℃とさほど寒くはない。
これからの一週間は3℃から4℃の予想、通常の冬であ
る。
寒いだけではつまらない。
博多にもどか雪が降らないものか。
節分の二月も、まだまだ真冬なのだから。
学校では卒論のブリザードが渦巻いている。
世間をなめてかかっている学生が、卒業危機に直面す
るのである。
きっと、いいわけがいっぱい詰まっているのだろう。
おろかなことだ。
さて、テロ集団「イスラム国」の人質事件はまだ決着
していない。
日本を敵に回したことは間違いない。
これに対して、日本の自衛隊は何の役にも立っていな
い。
日本に対して武力を使ったのだ。
人質奪還のために軍事作戦に出るのが政府の責任であ
ろう。
日本は、欧米の属国ではない。
今は、アメリカの属国状態ではあるが、独立の機運が
高まっている。
アメリカにもの申すこともできるし、日本軍を再興す
ることもできる。
本気になれば、大東亜共栄圏の体制で超軍事組織を起
こすこともできる。
しかし、「イスラム国」に軍事掃討作戦を展開すると
いうなら、イラクの再興に責任を持たなければならない。
日本の監督の下に、イラク国を健全化する責任を負う
ことになる。
そうでなければ、人質救出と称して日本軍を派遣する
訳には行かない。
中東の危険地帯にあえて出張った国民が人質に取られ
たからと言って、軍隊を差し向けるわけにも行かないだ
ろう。
渡航禁止をしないのなら、邦人を守る警察なり軍隊を
駐留する手配も必要である。
ご都合主義の対応では、イスラム諸国の理解も、欧米
の理解も得られまい。
国内に目を転じれば、なんと、中堅航空ベンチャー企
業のスカイマークが会社更生法の適用を申請して倒産し
てしまったことである。
新規参入組は、官僚規制によって自由競争を制限され、
既得権益を持つ大手にはなかなか対抗できないという公
務員社会主義の壁がある。
自由経済社会ではないのである。
すべてが事細かな官僚規制条項と許認可行政に管理支
配される国である。
国民性悪説が官僚社会主義の前提にあるのである。
実際は、公務員性悪説のほうが状況をよく説明してい
るだろう。
平べったい低層建造物の博多の街を見ていても、規制
による形状なのである。
安全基準と言っても、災害が起こってみなければ分か
らない。
阪神淡路大震災のときの高速道路の倒壊した風景は映
画のシーンを見るようだった。
こうした状況を変えるためには、官僚と争う覚悟で積
極的違反をするほかあるまい。
権力と戦うには、民主主義の手法に待ってはいられな
い。
官僚権限について、民主主義はほとんど無力である。
政府でさえもが、財務官僚に対抗できないでいるのだ
から。
公務員天国の不条理など、到底解消できるものではな
い。
厚生年金基金を食いつぶした公務員は誰も責任を問わ
れていないではないか。
証拠書類を隠滅して終わり、後の始末は増税である。
不文律の法的正義が実定法を変えなければならない。
それが革命の論理である。
究極の民主主義であり、民主主義の防衛装置である。
航空便の利便性を高めるためには、価格競争ができる
程度の空港の利用枠がなければ難しい。
そこにも官僚の支配が壁になっている。
次善の策としては、東京にアクセスのよい小型地方空
港を多数作ることだ。
高速道路型滑走路というのはいかがか。
高速道路を空港滑走路としてつかえるよう拡張し、そ
のまま車で移動できるという構想である。
将来的には滑走路のいらない高速航空機の開発が欠か
せない。
そして、官僚支配構造を虫食い状態にして崩壊させる
ことである。
信仰の希薄化とは堕落である。
人の不条理な支配体制を生み、官僚社会主義の停滞と
衰退を招く。
イスラムだけが突出して問題なのではなく、日本も、
欧米も、堕落した社会を生み出しているのである。
信仰という言葉がタブー扱いというのでは、もはや救
いようがない。
そこは、信仰先進国イスラムに学ぶべきである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党