こんにちは 重ね重ねて 秋登り
梅士 Baishi
学生数名と共に、宝満山5回目の登頂に成功した。
学生たちはなめていたらしく、スニーカー登山で足
をすり減らした。
毎回、楽に上ったことがない。
今日は、好天に恵まれたが、山ガールたちにも抜か
れて、やっぱりしびれる登頂だった。
「今日は何事かあるんですか」と聞かれるほどに登
山客で賑わっていた。
健脚を飽きさせない山である。
宝満山は、登山口から頂上まで、ほとんど緩みのな
い急登の連続で、三千階段はあるという。
さすがに、しびれるはずである。
二時間かけるはずだったが、学生の若さが引っ張っ
て、90分で登頂した。
職場の人間は挨拶もしないが、山ではみなが声をか
ける。
「もう一息だよ」と励ましてくれる人もいる。
8合目あたりから相当へばっているのだ。
9時45分に出発して、天満宮のお石茶屋に着いた
のは15時くらいだったろうか。
うどんとおでんで疲れた肉体に魂が戻ったような感
じだった。
学生たちは梅が枝餅を土産に買っていた。
5個で600円だから安くない。
宝満山はやっぱりきつい。
温泉に入る余裕もなく、解散した。
が、学生たちにとっては、自信になるはずである。
なにしろ、天満宮から2時間ほどで登頂したのだから。
しかも、アルプスにも通用する急登ルートである。
さあ、次は・・・。
駅から歩いてゆける自然歩道の整備を進める
べきである。
車を山に乗り入れさせるべきではない。
車道を通すとしても、一般客の通行は禁止する
などの規制が必要である。
低山もしかりである。
若杉山も米の山も、山頂まで車が来るのだ。
これでは、自然歩道が台無しである。
歩くこと、走ることに慣れてくると、自転車で
さえ乗らなくなる。
車は仕事では必要だろうが、自然界への乗り入
れは原則禁止にするほうがよいのだ。
人間、車に乗りつけていると傲慢になる。
楽しみの旅は効率ではない。
尺取虫のような人の努力が対話を生むのである。
人間、長距離を歩くこと、走ることを忘れては
なるまい。
人が車道の片隅を歩くようではいけない。
歩道だけで全国を旅することができるような街道
をつくってはいかがか。
これが、ピンピンコロリの健康社会づくりである。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党