秋風や 足を縮めて 寝入りけり
梅士 Baishi
あの連日の猛暑と汗だくが嘘のように涼しくなった。
まだ八月である。
八月は初秋なのである。
小学校も今日から後期の新学期が始まったらしい。
勤労者もまた通勤を始めた。
オリンピックの熱狂の後に、もう、四年後の東京オ
リンピックに向けた日常が始まっている。
日本人選手の活躍が印象的だったリオ・オリンピッ
クだったが、ドーピングなしのガチンコの実力だからス
ポーツ文化の先進性は、世界の範となるだろう。
ドーピングで粉飾されたチャイナとはレベルが違う
のである。
それにしても、女子5000mで決勝に進出した上原
美幸選手の小柄なこと・・・。
だからと言って、身長別で走っても面白くはないの
である。
その格差を越えてチャレンジするところに、スポー
ツの魅力があるからである。
しかし、身長150cmというのは、日本人には通常
の体格である。
その小柄で細い体で、5000mの高速レースを、口
をきっと結んだまま先頭を走りぬける姿は如何にも日
本人らしいという感慨に打たれたものである。
結果は、15分35秒で15位に終わったとはいえ、い
い走り姿だったと思う。
自分の倍速である。
女だてらに、すごいと思う。
女の運動能力は、不思議に思える。
スポーツは美しく勝ち、美しく負けるべきである。
それがスポーツの美学であり、スポーツマンシップ
という物だ。
東京オリンピックに期待するもの、それは、オリンピ
ック史を伸展する東京イノベーションである。
ドーピングについては、オリンピックでドーピングが
発覚した履歴のある選手の参加を認めないことを宣
言すること。
各国のドーピング履歴を公表し、ドーピング排除宣
言を求めること。
「チャイニーズタイペイ」などという表記を認めず、
事実上の独立国は、その国が称する国名を認めるこ
と。
たとえば、「イスラム国」が存続しているならば、戦
闘中止を前提に、その自称する国名を認めてよい。
次に、パラリンピックは出来る限り同時並行し、オリ
ンピック競技の中に障害者参加ルールや参加できる
種目を提案すること。
審判の資格制と教育を徹底し、審判の信頼と技能
を高めること。
基本的に主催国日本の審判団を軸に養成すること
である。
最期に、神聖な競技であることを印象付けたい。
そのために、開会式では、横綱の土俵入りで、場を
清めたいものである。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党