football smile

the days turn into months and years

ジェームス(仮)

2006-02-16 | smile
最近、鹿児島からの帰りの飛行機はANAを利用しています。なぜなら、羽田空港ターミナル2のコンコースが好きだからです。ただそれだけ。

昨日の帰りの飛行機もいつも通りANAでした。ただいつもとちょっと違ったのは、隣に座ったのが外国人だったことです。すばらしく流暢な英語で(当然だけど)客室乗務員と話していました。多分北米あたりの人ではないでしょうか。よくわかりませんが。まあ、飛行機や新幹線で隣の人と話をする機会なんて滅多にありませんが、それが外国人ならなおさらです。とりあえず彼のことを勝手にジェームス(仮)と名付けることにしました。

ジェームス(仮)は大きな体を窮屈そうに縮めて本を読んでいました。私も本を読んでいました。彼の本はアルファベットが並んでいるので、左から右へと読み進んで行きます。私の本は漢字とかなが並んでいるので、右から左へと読み進んで行きます。そんなところにも文化の違いを感じます。

しばらくするとジェームス(仮)は、コンビに袋から缶ビールを取り出してグビグビと飲み干しました。おお、豪快だこと。でもマナーも良くてとてもおとなしい人です。フライト中は熱心に読書を続けていました。普段、外国人と接する機会なんてないので、その存在だけで畏縮してしまう自分がいたりします。情けないことですが。

英語ができれば、なるほどこういう人ともコミュニケーションがとれるわけだ。もう見るからに異なる文化を背負った人との交流というのも、確かに魅力的ではあるかもしれません。この春シアトルへ向かうxjr400さんは、こういうこともできるのだと思ったら、結構すごいんじゃないかと今さらながら感心しました。まあ自分は、会話が通じるはずの日本人ともコミュニケーションが上手く取れる方ではないので、論外ということになります。

ところで、ジェームス(仮)の本当の名前は何だったのかなあ。
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