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L1浦和vs新潟(埼玉)

2007-04-28 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 開幕戦
2007年4月28日(土)12:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズレディース 4-1 アルビレックス新潟レディース

とても楽しみにしていたなでしこリーグがようやく始まる。W杯予選やら五輪予選やら代表の試合が続いていたが、やはり男子も女子もクラブの試合が一番面白い。開幕戦というのは、本当にわくわくするものだ。特に今シーズンは即レギュラークラスの4選手が新加入した。ポジションはどうなるのか?システムはどうするのか?その答えが今日示されるわけだ。というわけで、先週は来ることができなかった埼玉スタジアムへ。初戦の相手は、今シーズンディヴィジョン1へ昇格してきたアルビレックス新潟レディース。

注目のポジションは、田代、矢野のセンターバックに両サイドは西口、土橋。中盤は、庭田を底に置いたダイヤモンド。左に法師人、右が高橋、トップ下に柳田。そして、北本、安藤のツートップ。おお、こうきたか。背番号13の庭田は、ちょうど啓太と同じ守備の仕事に徹している。おかげで他の3人に安藤を加えた4人がかなり自由に中盤を動き回る。これは昨シーズンまでとはちょっと異なる形。これで安藤も柳田も攻撃に比重を置ける。先制点はなんと新加入の矢野。その後も果敢に攻め続けると、30分過ぎに安藤が続けざまに2得点。特に2点目の下がりながらのヘディングシュートは圧巻。この人の技術水準は本当に高い。間違いなくピッチ上の22人で一番だと思う。

後半、浦和は土橋に代えて窪田を投入。安藤をトップ下へ、高橋を右サイドへそれぞれひとつづつポジションを下げるという、何ともポリバレントな(笑)選手交代を見せる。しかし、これで微妙にバランスが崩れたか?新潟ペースへとゲームが流れていくと、見事な速攻を喰らって1点返される。すると今度は動きの落ちた法師人に代えて保坂が登場。さらに西口に代えて岩倉を左サイドへ入れると、浦和のバランスが戻ってきた。まあ、このまま終わるわけにはいかないだろうと思っていたら、素晴らしい展開から保坂のクロスに北本が合わせた。そう、これで良いのだ。終わってみれば、代表組3人が決めて4得点。すばらしい。

選手交代やポジションチェンジを見ればわかるとおり、今年は選手層の厚さが目に付いた。今までは、試合途中に立て直すなんてことは困難極まりなかったわけだが、これだけのメンバーが揃っていれば、何でもできそうな気がする。う~ん、ベレーザとの対戦が楽しみだ。

ちなみに、この試合で一番気になったのは、新加入の庭田亜樹子。もしかしたら、こういう選手が浦和には足りなかったのかもしれない。というにはまだ早いかもしれないけど、絵に描いたようなボランチとしての仕事ぶりに今後も注目していきたい。
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