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J1浦和vs柏(埼玉)

2007-08-11 | J1
Jリーグ・ディビジョン1 第19節
2007年8月11日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 1-1 柏レイソル

久しぶりのホーム埼玉スタジアム。試合前から両チームの歌が轟く。いいよなあ、これだよなあ。この高揚感と緊張感は、スタジアムでなければ味わえない。TVの前で見ているあなた、それは本当のサッカーではないのだ。この空気を肌で感じなければならない。しかし、試合終了後のスタジアムは、浦和サポーターのブーイングに包まれる。それを見て喜ぶ柏サポーター。結果は引分だけど、浦和は何やってんだと落胆し、柏はよくやったと喜ぶ。実にそういう試合であった。

前半、どういうわけか期待の相馬にボールが回らない。要所で目立った動きは見せていたけれど、完全に試合の流れから外れていた。そんなわけで、平川との交代は妥当。あとはやはりFWがいるよなあと思っていたが、永井が入ったのは残り10分。しかも交代は長谷部。ハーフタイム、みんなで歌ったのは長谷部誠のチャットだった。この試合で唯一期待を賭けられる選手は、実にこの男だったのだが。長谷部は戦っていたよ。

それにしても、柏レイソルである。石崎監督の手腕なのか、とてもよいチームになっていた。守備の意識が高くてプレスが早い。ボールを奪ってからの攻撃も早い。何よりその悪役ぶりがすばらしい。まあ、Jリーグの中にもこういうダークなイメージのチームがあった方が面白いよね。山根、古賀、南なんて鼻から喧嘩腰だからね。その悪役ぶりは立派である。達也はかなりやられていた。浦和で売られた喧嘩を買ってたのは、長谷部と闘莉王くらいか。審判が見逃してたからよかったものの、闘莉王は完全に手出してたから。浦和は、鈴木隆行を張り倒したアルパイでこりて以来、すっかりクリーンなチームになってしまった。どうしても勝たなければならない時、悪役不在の弱さはいがめない。

次はアウェーでガンバ戦。ここで負けるようだとかなり厳しい。どんな手を使ってでも勝たなければならない。ここはひとつ喧嘩腰で行ってみてはどうだろうか?

PS
神戸に移籍した友ちゃん(酒井友之)が、いきなりスタメン出場で活躍していたようだ。がんばれ友ちゃん!
コメント
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