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J1甲府vs浦和(国立)

2007-08-18 | J1
Jリーグ・ディビジョン1 第21節
2007年8月18日(土)18:30キックオフ
国立競技場
ヴァンフォーレ甲府 1-4 浦和レッズ

千駄ヶ谷駅から代々木門へ歩いて行くと、スタジアムの周りには山梨ナンバーのバスが連なっている。甲府のホーム国立競技場も大変そうである。さすがに5:5とはいかなかったけど6:4くらい。甲府サポーターもかなりがんばった。でも、もちろん赤が6割。まあ、ウチから埼スタへ行くのも国立へ行くのも時間的には変わりないし、そんな人は結構いるわけで、国立は別にアウェーじゃないよなあ。そんなことを考えているうちにも、バックスタンドは赤が侵食していく。

世間的には、田中達也の2ゴールと代表復帰で盛り上がっているようだけど、スタジアムにいた誰もが目を奪われたのは、絶対この人だったはずである。浦和の左サイド平川忠亮。相馬の不調で出番が回ってきたわけだが、やはりこの人はすごい。右サイドの暢久がのらりくらりと変化球で相手をかわしてくるのに対して、平川は常に真っ向からの直球勝負。グングン中へ切れ込んで行く。そのスピードと切れ味は抜群である。これで本職は右サイドって言うんだから、思わず「どんだけ~」と叫ばずにはいられない。

前節ガンバを完封したDF陣も、本来の安定感を完全に取り戻したようである。闘莉王やツボが派手につぶす一方で、何気に阿部勇樹が効いているのである。そのプレーは、いちいち気が利いているのだ。こういう選手を最終ラインで使えるというのは、かなり贅沢なことだなあと思う。

結果は4点を奪って快勝。得点は、達也2点、永井、啓太。この名前が並んだだけで、もう往年のファンにはたまらない。やっぱ、達也と永井のツートップはいいよな。両サイドに暢久と平川、ボランチに啓太と長谷部だもんな。これでトップ下に小野伸二がいたらどうする?そしてら、阿部ちゃんには悪いけど、ストッパーは内舘か堀之内だなあ。どんなにすごい選手が来ても、結局こういう生抜きメンバーでも勝てるというのが結構大切なのだ。

三ツ沢では、最下位横浜FCが首位ガンバと引分けた。しかも早川退場で10人になりながらの殊勲である。吉野も先発出場してるじゃないか。よくがんばったなあ。こうして浦和は、実に4ヶ月ぶりに首位に戻ってきた。
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