Jリーグ・ディビジョン1 第15節
2008年7月5日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 2-0 FC東京
とにかく良い試合を見たい。というわけで、さっさと仕事を終わらせて、会社から久しぶりの埼玉スタジアムへ直行する。スタンドでFCUさん一家と合流。タケがハートフルサッカーに参加したそうで、まっ黒に日に焼けていた。
待望の田中達也復活!スタメン発表からものすごい声援が上がる。サポーターの期待は半端じゃなくすごい。そして、それに応えてしまうのがこの男のすごいところである。試合開始早々から走りまくる。前線からプレスをかけて、ボールを奪えばどんどんゴール目指して進んでいく。ためらいが一切ないのが良い。とにかくゴールへ!その姿勢が素晴らしい。そして、結果はすぐに出た。達也が深く切り込んで返したボールが、エジミウソンの先制ゴールを生んだ。達也のおかげもあって、前半は前線からよくプレスがかかっていた。ボールを奪えばすぐに攻撃へ切り替わる。しかし、決定的チャンスは何度も作り出したが、結局追加点を決めることができずに後半へ。
もう一人の期待の人ポンテは、まだまだ本調子には程遠いような気がした。ボールになかなか絡めない。元々運動量が多いわけではないけれど、かといって効果的なプレーもいまひとつ。実はそれだけ彼に対する要求が高いということなのだが。
後半、達也が退くと状況は一変した。中盤は完全にFC東京のものになってしまった。さすがに前半の動きのつけが出たのか、運動量が激減しプレスがまったく効かない。FC東京のパス回しに手も足も出ない。これはさすがにやばいんじゃないか、というのがスタンドからはよく見える。3バックが崩壊する典型的なパターンのひとつは、両サイドが下がって5バックになってしまうこと。この状況が絵に描いたようにピッチに出現した。浦和は梅崎、細貝を投入すると、今度は永井をワントップに置いた5-4-1となる。このまま守り切れるか?という不安がどんどん強くなった時、永井のカウンターが決まった。
結果的には2-0の完勝であったが、後半は本当にいつ失点してもおかしくない展開だった。都築のファインセーブがなかったらどうなっていたかわからない。それくらい危うい試合だったことは確かである。
それにしても達也はすごい。そして永井もすごい。個人的にはこの2人が並ぶツートップが見たかったけど、それぞれが十分な結果を残したので満足である。いやあ、これまた久しぶりにスタンドで飛び上がって喜んだよ。長いことサポーターをやっていると、こういう生え抜きの選手が活躍するのが何より嬉しい。最後の最後で信用できるのは、こうした苦楽を共にしてきた仲間である。チームが苦しい時、だからサポーターは彼らの名前を叫ぶのだ。
2008年7月5日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 2-0 FC東京
とにかく良い試合を見たい。というわけで、さっさと仕事を終わらせて、会社から久しぶりの埼玉スタジアムへ直行する。スタンドでFCUさん一家と合流。タケがハートフルサッカーに参加したそうで、まっ黒に日に焼けていた。
待望の田中達也復活!スタメン発表からものすごい声援が上がる。サポーターの期待は半端じゃなくすごい。そして、それに応えてしまうのがこの男のすごいところである。試合開始早々から走りまくる。前線からプレスをかけて、ボールを奪えばどんどんゴール目指して進んでいく。ためらいが一切ないのが良い。とにかくゴールへ!その姿勢が素晴らしい。そして、結果はすぐに出た。達也が深く切り込んで返したボールが、エジミウソンの先制ゴールを生んだ。達也のおかげもあって、前半は前線からよくプレスがかかっていた。ボールを奪えばすぐに攻撃へ切り替わる。しかし、決定的チャンスは何度も作り出したが、結局追加点を決めることができずに後半へ。
もう一人の期待の人ポンテは、まだまだ本調子には程遠いような気がした。ボールになかなか絡めない。元々運動量が多いわけではないけれど、かといって効果的なプレーもいまひとつ。実はそれだけ彼に対する要求が高いということなのだが。
後半、達也が退くと状況は一変した。中盤は完全にFC東京のものになってしまった。さすがに前半の動きのつけが出たのか、運動量が激減しプレスがまったく効かない。FC東京のパス回しに手も足も出ない。これはさすがにやばいんじゃないか、というのがスタンドからはよく見える。3バックが崩壊する典型的なパターンのひとつは、両サイドが下がって5バックになってしまうこと。この状況が絵に描いたようにピッチに出現した。浦和は梅崎、細貝を投入すると、今度は永井をワントップに置いた5-4-1となる。このまま守り切れるか?という不安がどんどん強くなった時、永井のカウンターが決まった。
結果的には2-0の完勝であったが、後半は本当にいつ失点してもおかしくない展開だった。都築のファインセーブがなかったらどうなっていたかわからない。それくらい危うい試合だったことは確かである。
それにしても達也はすごい。そして永井もすごい。個人的にはこの2人が並ぶツートップが見たかったけど、それぞれが十分な結果を残したので満足である。いやあ、これまた久しぶりにスタンドで飛び上がって喜んだよ。長いことサポーターをやっていると、こういう生え抜きの選手が活躍するのが何より嬉しい。最後の最後で信用できるのは、こうした苦楽を共にしてきた仲間である。チームが苦しい時、だからサポーターは彼らの名前を叫ぶのだ。