鉄骨の建て方が完了して、2階と3階の床部分にデッキプレートが敷かれました。さらに鉄筋を敷き詰めて、コンクリートを打設すると床スラブが完成します。ようやく部屋っぽくなってきましたね。1階の成形工場と違って、2階と3階は手作業が主の組立工場なので、事務所に近い仕様になります。ただせっかくなので、鉄骨の柱はそのまま露出して見せようと思ってます。継手のボルトとかも見せちゃおうかと。外装の胴縁と内装の下地との取り合いがかなり入り込んでいて、現場で実物を見ないとよく理解できません。ギリギリ必要な仕上だけを下地を兼用することでスリムに取り付けたいので、これから現場でスケッチを書いて検討しましょうということになりました。こういう納まりの検討は、設計段階ではなかなか難しいというのが本音です。どのように作るのがいちばんきれいにできるか、現場の意見も聞いて進めたいと思います。
そんなことを考えながら歩いていたら、すっかり顔馴染みになった職人さんに会いました。高力ボルトの検査に付き合ってくれた彼です。「鉄骨はあと少しかな」とチョッと自慢げに話してくれました。こういうところで工事が遅れるとか、こういう段取りはよくないとか、こういう取り合いはやりにくいとか、現場で起こっている問題をいろいろ教えてくれました。持場に戻って行く彼に「よろしくお願いします」と声をかけたら、冗談混じりに「よろしくお願いされました」という答えが返ってきました。「お前の言う事くらいバッチリ応えてやるから任せとけ」と言われてるようでした。すげえかっこいいなあと思いました。
そんなことを考えながら歩いていたら、すっかり顔馴染みになった職人さんに会いました。高力ボルトの検査に付き合ってくれた彼です。「鉄骨はあと少しかな」とチョッと自慢げに話してくれました。こういうところで工事が遅れるとか、こういう段取りはよくないとか、こういう取り合いはやりにくいとか、現場で起こっている問題をいろいろ教えてくれました。持場に戻って行く彼に「よろしくお願いします」と声をかけたら、冗談混じりに「よろしくお願いされました」という答えが返ってきました。「お前の言う事くらいバッチリ応えてやるから任せとけ」と言われてるようでした。すげえかっこいいなあと思いました。