麒麟の翼

東野圭吾
3 MAR 2011
講談社
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「巡査は視線を再び横に移動させていき、途中で止めた。先程の男がいたからだ。日本橋の中程には、二体の麒麟像が置かれた装飾柱があるのだが、その台座のあたりにもたれかかっている。巡査はしばらく見つめていたが、男が移動する気配はなかった。動いている様子もない。」

という本を読みました。一気読み。よくできた物語です。