キャラクター:性格。人格。その人の持ち味。(「デジタル大辞泉」より)
チームには実に様々な選手がいるわけで、それが国の代表ともなれば、個性が強い人たちの集まりとなるのは至極当然のことです。いろいろなキャラクターが共存してこそ、本当に強くて良いチームができるのでしょうが、そういうチームをまとめ上げる監督という職業は、さぞかし大変であろうことは想像できます。人の気持ちほど扱い難いものはありませんからね。そんなキャラクターの宝庫、日本代表選手達のコメントは、それぞれに個性が出ていて面白いものです。先日の記者会見でもそれが見事に表れていました。自分の発言がチームにどのような影響を与えるのか?そういう戦略的なコメントもいくつかありました。まあ、確かにそういうものも必要なのかも知れませんが、個人的には本田や長友みたいなタイプは苦手です。そういうコメントを「暑苦しい」と評した内田篤人みたいなスタンスが好きです。
最近ちょっと気になっているのは、実は自分も結構「暑苦しい」メッセージを発しているのではないか?ということです。GMとかを名乗り始めてから、スローガンを掲げたり、ルールを守りましょうと言ってみたり、かなり「暑苦しい」感じがします。不本意です(笑)。年配者という立場上の問題もありますが、これは少し改める必要がありそうです。実はそういうキャラクターではないのですよ。ということを日々想いながら、AXISの来シーズンのスローガンを考えています。