Jリーグ・ディビジョン2 第6節
2015年4月5日(日)13:00キックオフ
石川県西部緑地公園陸上競技場(SKY)
ツエーゲン金沢 2 - 1 ザスパクサツ群馬
雨の日曜日は部屋でJ2観戦。先週金沢へ行ったのも何かの縁である。というわけで、ツエーゲン金沢のホームゲームを観てみよう。スタジアムは海みらい図書館の近くみたいだし、これはやはりもう一度行く必要がありそうだね。
昨日観た試合と比べるのも何だけど、そこには明かにJ1とJ2の違いが存在した。精度が伴わなくとも意図が見えるパスならともかく、手詰まりになると前へ蹴り込むだけでは、それはもはやパスではない。そういうところが、特に群馬に目に付いた。キャプテン松下は孤軍奮闘といった感じで、まだ周囲との連携が上手く行かないようだった。後半途中出場の永井も然り。まだ自分の役割が見えていないような気がする。
J3から昇格したばかりの金沢だが、リーグの上位に留まっているのは決してまぐれではない。チームとしての完成度が高いのだ。選手個人の能力は、もしかしたら群馬の方が上かも知れない。戦術が機能していると言い切れるわけでもない。しかし、選手は同じ方向を見ていることがわかる。その象徴を逆転ゴールに見ることができる。コロコロとゴールへ転がった泥臭いシュートだけど、そこへ至るまでの意図が確かに感じられた。お見事。
まだまだ見たことないチームはたくさんあるし、まだまだ行ったことがないスタジアムはたくさんある。まだまだ楽しみは尽きないのであった。