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J1 F東京 vs 浦和(味スタ)

2016-09-17 | J1

Jリーグ・ディビジョン1 2stステージ 第12節
2016年9月17日(土)19:00キックオフ
味の素スタジアム(ビジター自由席)
FC東京 1 - 3 浦和レッズ

      ズラタン

     高木  武藤

 関根  阿部  柏木  駒井

  宇賀神  那須  森脇

       西川 

京王線で幡ヶ谷から飛田給へ。ここは会社からいちばん近いスタジアムである。しかし、そのアウェー感はハンパない。浦和は東京が大嫌いだし、東京だって浦和が大嫌いだろう。そういう雰囲気がスタジアム全体を覆い尽くしているかのようだ。相手チームのチャントをかき消すブーイング。アウェーのゴール裏は、キックオフ前から大いに盛り上がりを見せている。

今やカップ戦仕様の布陣がレギュラーになった浦和は、代表メンバーをベンチに置く。その浦和のボール回しを阻止するために、東京は前からプレスをかけてきた。おかげでいつものリズムを作り出すのに苦労した。それでも最後尾まで下がった阿部ちゃんと柏木君が、相手の選手と味方の選手の動きを見極めて試合を組み立てる。圧倒的な評価を得ていた遠藤に代わって、センターバックに入る那須の強さが際立つ。タイプが異なる選手が同じサッカーを志向するところに、今の浦和の強さがあるように思う。

確かに、前田、東、中島、河野の攻撃陣は侮れない。特に中島の動きは厄介だと思っていたら、PKを与えてしまった。しかし、この後半早々の失点のおかげで、試合は激昂していくことになる。残り時間が少なくなる中で、東京は河野、中島を下げて逃げ切りを図った。ところがこれが完全逆効果となる。相手が引いたおかげで、浦和は好き放題、やりたい放題に攻め続けた。もはやこの時点で逆転への道筋は見えていた。同点、逆転、追加点と、ゴール裏はお祭り騒ぎとなった。いやいや久しぶりに興奮したわ。

ホームであのドン引きを見せられての敗戦では、東京サポーターもたまらんだろうなあと思っていたら、試合終了後に声援と拍手が選手に贈られた。浦和では考えられない光景である。このあたりは文化の違いなのだろう。近くて遠い浦和と東京の距離を実感するのであった。ルヴァンカップでの再戦が楽しみだ。

コメント
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