明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第8節
2017年4月22日(土)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 3 - 2 コンサドーレ札幌
ラファエル シルバ
興梠 武藤
宇賀神 阿部 柏木 関根
槙野 遠藤 森脇
西川
当然のことながら、サッカーは相手ゴールに向かって縦へ攻める。ただ縦へ急ぎ過ぎると、狭い進路を塞がれてしまう。それではどうすればよいか?横への動きによって道を広げる。そうすれば、相手の守備陣に隙間が生じて、縦への道が開けるのだ。わかっていても、これがなかなかできない。しかし、関根と宇賀神は普通にやってしまう。
圧倒的な浦和のポゼッションはいつも通りだが、札幌は少ないチャンスを確実にゴールへ結びつけた。FW都倉の存在が大きい。それから、GKク ソンユンのプレーも良かった。この最前列と最後尾の活躍のおかげで、予想以上の混戦を演じてしまった。ここに中盤の兵頭を加えても良い。そう考えると、中央に芯を通した札幌、両サイドから揺さぶった浦和という構図も見えてくる。
ラファエル シルバ
興梠 武藤
関根 阿部 青木 駒井
槙野 遠藤 森脇
西川
残り10分、大歓声と大ブーイングに包まれて小野伸二がピッチに立った。札幌のFKも当然蹴るだろうと、カメラは伸二を追い続ける。何度か伸二がフェイクを入れた後、そのFKを決めたのは福森だった。見事なサインプレー。37歳になっても天才を舐めてはいけない。浦和を去った彼に拍手を贈ることはない。しかし、かつて数あるオファーを断って一緒にJ2を戦ってくれたことは、決して忘れないだろう。