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the days turn into months and years

松本129

2018-03-09 | design

本日、松本市検査課の検査です。というわけで、今回は強面パンチパーマ検査官の話。実はこのパンチさん、以前の改修の時もお世話になっていて、よく知っている方なのです。定年退職のため今年が最後だそうです。音文は30年前の建設当初も担当していたそうで、最後にまたここの検査に来るのも何かの縁だろうと喜んでいました。自分は今までにいろいろな検査を受けてきましたが、今日のパンチさんの検査には心底感服しました。的を得た指摘、知識の広さ、懐の深さ等々、受験者を納得させる術が随所に見られました。いちばん感心したのは、若い現場代理人を育てようとするその姿勢です。こうすれば良い工事ができる。こうすれば良い施工者として認められる。こうすれば市の検査に合格できる。ベテラン検査官が伝えようとしていたのは、そういうことでした。厳しい言葉に愛と優しさが溢れていました。「私は口が悪いので、みなさんには今まで大変な思いをさせたと思うけど、全て水に流してください。」長い間、松本市の建設行政を支えてきたパンチさんは、そう言って後進に道を託して去って行きました。潔し!かっこ良すぎるぜパンチさん。

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