村上春樹
7 JUL 2011
マガジンハウス
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「毎朝洗面所で顔を洗い、歯を磨く。そして顔を鏡で点検するんだけど、そのたびに「うーん、困ったな、歳とっちゃったよなあ」と思う。しかし同時に「でも実際に歳をとってるんだから、まあこんなもんだろう」とも思う。これくらいでちょうどいいじゃないか、と。」
という本を読みました。会社の近くにあるチーズハンバーグがおいしい洋食屋さんに「アンアン」が置いてあって、そのお店に行くと、大抵の場合スポーツ新聞とかではなくて「アンアン」を読んでいます。だからこの中のいくつかは、アンアンの連載で読んだことがありました。まあ、そんなことはどうでもいいです。
自分は実際の年齢より若く見えるようです。老けて見えるよりは良いかなあと思います。あまり若ぶっているつもりはないのですが、もしかしたらそんな風に見えているのかも知れません。そういうのってかっこ悪いですよね。気をつけよう。やはり歳相応「ちょうどいい」のがいちばんかっこ良いと思います。
Jリーグ・ディビジョン1 第20節
2011年8月6日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 2 - 3 ヴィッセル神戸
今年はなぜか緑とか黄色のチームばかり観戦している。よそのチームの悪口は言いたくないけど、正直かっこ悪いんだよね、緑とか黄色って(そんな自分は黄色のユニフォーム来てプレーしているけど)。やっぱり赤だよなあ。赤と白と黒に彩られたスタジアムのかっこ良いこと。というわけで、仕事が思いのほか早く終わったので、そのままスタジアムへ直行。何と驚くべきことに今シーズン初の埼玉スタジアムである。
ちぐはぐな前半の戦いぶりを見て、ああ今日はダメかもしれないなあと思った。攻撃陣の連携がまったくなっていない。もう少し山田直輝を活かすことを考えなくちゃ。単純にマルシオとポジションが逆のような気がした。神戸の吉田孝行の闘志はハンパなくすごくて、早々に2ゴールを決められてしまった。
交代出場した達也とマゾーラがゴールを決めたように、後半の追い上げでゲームは盛り上がった。ここで注目すべきは、前掛かりになったチームのバランスを取っていた柏木の存在である。自身のシュートがマゾーラの同点弾に繋がったし、終盤は本当によく守備へ加担していた。フラフラになってなお走り続ける姿に、中心選手としてチームを引っぱる自覚を見ることができた。
帰宅して見たTVのニュースでは「ロスタイムに力尽きた」とか言っていたけど、全然そういう試合ではなかった。改めて、スタジアムで見ないと本当のことはわからないなあと思った。だって、浦和は全然力尽きていなかった。まだまだ改善の余地があるけど、敗戦にも拍手を贈る気になる試合であった。
それにしても、しばらく来ないうちに随分と静かになってしまった。駅からスタジアムまでの道のりも人が少ないし、電車だって空いてるし、メインスタンドだってガラガラだし。ゴール裏の前から6列目で観戦できるのはいいけど、6万人の観衆を知っているだけに、ちょっと寂しかった。
謹んで松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
A組シングル
1 鹿島×山形 1
2 甲府×広島 2
3 柏×横浜M 2
4 川崎×C大阪 2
5 新潟×清水 2
B組シングル
1 浦和×神戸 1
2 G大阪×福岡 1
3 大宮×仙台 1
4 名古屋×磐田 1
5 愛媛×富山 1
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 0勝32敗 +¥0−¥3200−¥3200
「ただ、俺マジでサッカー好きなんすよ。マジでもっとサッカーやりたい。ホント、サッカーって最高なところを見せたいので、これからも続けさせてください」。
昨シーズンの最終戦、16年間在籍した横浜Fマリノスから戦力外を通告された松田直樹は、サポーターへこんなメッセージを残してチームを去った。生涯マリノスを宣言し、ミスターマリノスとまで呼ばれたベテラン選手の解雇は、クラブの枠を超えてサッカー界全体へ衝撃を与えた。カテゴリーを2つ落としたJFL松本山雅でプレーを続ける姿は、かつてJ2横浜FCへ移籍したカズの姿と重なるものを感じた。それでもサッカーを続けるという姿。そんな松田直樹が、急性心筋梗塞でこの世を去った。
もう歳だし動けないからとか、チームに迷惑をかけてしまうからとか、忙しくて時間がとれないからとか、別にそういうことを考えるのはかまわないけど、松田直樹に言わせればそんな悩みなんて「ちょー楽っす!」ということでしかないのかも知れない。健康な体と恵まれた環境のおかげで、余計なことを考えすぎるんじゃないか。いつの日か、サッカーを続けたくても続けられなくなる時が来るかもしれない。その覚悟だけは忘れずに、それまでは辞めることなんて考えないで、とにかく続けることだけを考えよう。
もしサッカーをやっていなかったら、わからないことが沢山あったなあと思う。心底愛したクラブを解雇される寂しさだとか、それでも支えてくれるサポーターやチームメイトの愛情だとか、いつまでも現役にこだわり続ける気概だとか、新たな夢を志半ばで断たれる無念さだとか、松田直樹が感じていた数々の想いを、多分サッカーをやっていない人よりは理解できるのだろう。だから、とてもとても悲しいです。
謹んで松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
もちろん、仕事もしましたよ。それもきちんとね。何事もきちんとやることが大切ですから。今週末は七夕祭りということで、仙台駅はこんな感じです。
仙台事務所の人と一緒に夕食(自分はお酒を飲まないので)に行くまで時間があったので、仙台駅周辺をウロウロしていました。おかげで街の様子がずいぶん分かりました。とにかく道路が広いです。車道も歩道も。仕事でいろいろな街へ行きましたが、今までに経験したことがない雰囲気を感じました。とてもきれいな街です。
そんな街に仮設足場は似合いませんね。