Kajagoogoo
1984
iTunes
http://www.kajagoogoo.com/
ファンにとってLimahlの脱退は、正直残念であった。おいおいまだアルバム1枚しか出してないじゃないか。で、Limahlが抜けてどうなるのか?こうなるのだ!という2ndアルバム。先行シングルの「Big Apple」と「The Lion's Mouth」を聴いていたので(しかも両方とも12inch)、ある程度は予想していた音であった。ニックのハイトーンは、思いの他新しい楽曲にマッチしていた。ニューウェーブからホワイトファンクへ。グニャっとした甘さはなくなり、パキッとした堅さが耳につく。どちらかというとLimahlのソロの方が、よりKajagoogoo的であるという結果となった。
いちばん好きなのは「Yhe Power To Forgive」だけど、よくよく聴くと「Part Of Me Is You」とか、スローな曲も良いのだ。Kajagoogooは、アルバムをリリースする度に売れなくなっていくのだが、楽曲の完成度は格段に高くなって行く。今にして思えば「Too Shy」のヒットが、果たしてバンドにとって良かったのかどうか、非常に複雑な気持ちになるのであった。
そしてまた松本です。
足場や養生が撤去されて、徐々に仕上り具合が見えてきました。真新しいロールバックチェアを目にすると、なんだかんだで嬉しくなってきます。そんな中、発注者と施工者と監理者の間では、様々な内緒話と裏取引が行われています。毎度のことですが、物事を収束させる難しさを痛感するのがこの時期です。誰もがハッピーになれれば良いのですが、なかなかそういう訳にも行きません。発注者をハッピーにするのが監理者の仕事ではないか?そりゃまあその通りなのですが、それだけで良いのかという気持ちもあります。
そこで、何となくいつも考えているのは「フェアであること」です。これは別のプロジェクトで頭を抱えている時、中川さんから言われた言葉です。発注者に向かう時も、施工者に向かう時も、態度を変えないようにする。そうすることで、みんなが納得するものができるのではないか。まあ、現実はそんなに甘くはない!ということもわかってますけどね。
というわけで、また来週来ます。
1999-2002
England 2nd replica
umbro
wine red/free/free
爽やかなラッツィオから一転、渋いワインレッドのイングランド2ndのレプリカになりました。フランスW杯で使用されたモデルで、7番を付けた初々しいデヴィッド・ベッカムが思い出されます。基本的にラッツィオと同仕様のアンブロ王道デザインです。私は静岡事務所にいたせいか、このユニフォーム選定には、ほとんど関与した記憶がありません。なぜかパンツとソックスは揃えていなかったので、白や黒のパンツが混在していて、全体的に統一感には欠けていたような記憶があります。
チームとしては、まだまだメンバーが流動的で、助っ人も必要なくらいでした。 今では考えられませんね。しかし、その後主力となる選手も徐々に加入し、いよいよ黄金期への礎を築き始めた時期であったと思います。ちなみに7番は、当時キャプテンだったイシカワくんが付けていました。ここから、AXISの7番=イケメン伝説が始まります。
個人としては、転勤先の静岡から新幹線に乗って試合に通っていました。今のゴンさんみたいです。おそらくいちばん動けていた時で、左サイドを駆け上がっていたような気がします。ヨコとボランチを組んだりもしていました。
Jリーグ・ディビジョン1 1stステージ 第1節
2015年3月7日(土)19:00キックオフ
Shonan BMW スタジアム平塚(SKY)
湘南ベルマーレ 1 - 3 浦和レッズ
興梠
石原 武藤
宇賀神 阿部 青木 平川
槙野 那須 森脇
西川
リーグ開幕前に3連敗中の浦和である。さすがに今日は気持ちが入っていた。完全にターンオーバーを導入した攻撃陣の組合せは、試合毎に異なっている。今日はズラタンお休みです、みたいな。しかし、これだけ選手が代わると、本当に別のチームのようだ。直樹は相手チームにいるし。
湘南の攻撃的な姿勢は十分伝わってきた。浦和だろうがどこだろうが、自分達のサッカーを貫くだけ。それはそれで立派である。ただ、そこで満足していてはいけない。結果を出さなければ意味がない。プロセスは結果を出すためのもの。結果こそ全て。
浦和はようやく結果を出した。後半、風上に立ったことで、随分とやりやすくなったようだった。高木と武藤、それから途中出場した関根の推進力が、前がかりな湘南の裏へと抜け出ることに成功した。パスワークも大切だけど、こういう前へ出る力が、今シーズンの武器になるかも知れない。
さあ、今年も開幕。しかし、既に3連敗中。
A組シングル
1 仙台×山形 1
2 名古屋×松本 0
3 G大阪×F東京 0
4 鳥栖×新潟 2
5 横浜M×川崎 1
B組シングル
1 広島×甲府 1
2 甲府×柏 2
3 湘南×浦和 2
4 清水×鹿島 2
5 長崎×千葉 2
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 0勝0敗 +¥0−¥0=¥0
2019年に日本で行われるラグビーワールドカップの開催都市が発表されました。当落線上にあると言われていた熊谷は、何とか当選となりました。基本計画に関わった者としては、非常に嬉しく思います。これで改修提案が良くなかったとか言われないでしょう(笑)。ひと安心です。
今日はKSDです。築40年を越えた古い工場があって、その構造体について調査しました。こういう建物は、今後どのように使用していくのか?あとどれくらい使用するのか? そういったビジョンを明確にすることが大切です。それによって、何にどのくらい費用をかければ良いかが、徐々に見えてきます。真岡の工場もそうですが、ここも長くお付合いさせてもらっています。何しろ地元ですからね。今後もまだまだ通わせていただきます。
そしてまた松本です。
以前、別の改修工事の現場代理人さんに、こんなことを言われました。
「間違ったことを正しいとは言わないけど、正しいことも正しいとは言いませんよね」
なかなか鋭い指摘です。
意思表示が不明確で、態度が曖昧であるというのは、監理者として完全に失格です。そんなことではダメだと思う反面、その方が上手く行くのではないかとも思っています。 こちらが正義を振りかざしてしまうと、現場は逃げ場を失ってしまいます。特に改修工事の場合、もはやどうすることもできない状況であることが多々あります。正しいことを求めるけれど、実現可能な到達点を見極めることが重要ではないかと思います。
また、別の改修工事の現場代理人さんは、こんなことを言っていました。
「マッチョな人が猪突猛進しても、改修工事は上手く行きませんからね」
なかなか鋭い考察です。
いろいろな駆け引きを繰り返しながら、現場はいよいよラストスパートです。
というわけで、また来週来ます。
1995-1998
S.S.Lazio 1st replica
umbro
saxe blue/white/white
AXISが創部して30年、自分が入部して20年が過ぎました。AXISは4年に一度、W杯の年にユニフォームを新しくしてきました。節目をむかえた今、ユニフォームを中心にその歴史を振り返ってみたいと思います。
自分が加入した時、AXISはイングランド1stのレプリカを使用していました。そろそろ新しくしようということで、当時のキリヤマ・キャプテン主導で購入したのが、ラッツィオ1stのレプリカです。なぜラッツィオなのかというと、とても爽やかだから。ただそれだけです。キリヤマさんは最初、ジェフ市原の黄と緑がかっこいいと言っていたのですが、いやいやそれはないわと全力で阻止した記憶があります。それまで代表チームのレプリカが続いていたので、ここはひとつマニアックに海外クラブにしたいという私の思惑もありました。アンブロのロゴや背番号のフォント、襟廻りのデザインに時代を感じます。
チームとしては、イシカワ、キタ、ヨネを初め、神大軍団の大量補強があり、アライ、ウチが招いた低迷期から脱するべく、変革を始めた時期です。シニョーリのユニフォームを着たイチアニのキラーパスに驚愕したことを、今でもよく覚えています。
個人としては、右脚脛骨(すね)骨折という大怪我から復帰した時期であり、想うところがたくさんあります。過去に在籍したチームでも付け続けていた背番号15を手にして、AXISは生涯自分のクラブであるという認識を強く自覚したような気がします。