Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

フィレンツェから日帰りで ☆ルッカその8

2007-07-25 00:08:04 | ☆イタリア 記憶の風景



 ルッカを印象づける建物 グイニージの塔 Torre Guinigi が見えます。
 屋上の木は樹齢100年位だとか、でもこの建物は14世紀のものですって。

 サンフレディアーノ広場でゆっくり遅めの昼食をした私たち、
 駅に帰る方向にむかって歩いているときにこの塔の前を通りました。

 シエナでマンジャの塔に登ったからか、この塔はもういいかな、と
 若者が列を作って登っていくのを横目で見ながら、先へ進むと
 古いお屋敷が並ぶ一画に出ました。

 あるレンガ造りのお屋敷の壁に取り付けられた1枚のプレートが
 私たちの足を止めました。




 そこには「GIAPPONE」(日本)という文字が・・・

 え~つ?どういうことよ、と とりあえず写真を撮りました。

 旅に出る前に、プライベートレッスンの先生から
 「イタリアには何かを記念したプレートがたくさんあるから、
 写真に撮ってきてみたら?」と言われていたので、今回
 いろんなプレートを撮ったのですが、これは 大当たり!

 辞書で調べ、先生に助けてもらってわかったことは、

 kirakira2この由緒ある建物で生まれたベアト・アンジェロ・オルスッチ
  (1573年 5月8日生)は サン・ドメニコ修道会の宣教師として、
 イタリア人で初めて日本にやってきたが、1622年9月10日 殉教者となった。
  中略・・・
  生誕400年を記念してルッカのコムーネがこれを設置する。

  というようなことでしょうか・・・・

  でも、ここを通らなければ、このAngelo Orsucciの存在も、
  彼が日本に来たことも私は何も知らなかったのです。
  

  詳しいことはネットでわかりました。
  イタリア語のサイト
  ですが、彼の最期は壮絶だったようです。

 聖人カレンダーにも登場しているそうですよ。


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たこのサラダ

2007-07-24 00:09:52 | ☆ばんごはん



 ウチの今日のおかずのひとつ。

 これは NHKテレビイタリア語会話のヴィオレッタさんのレシピ。

 いつもびっくりするくらい簡単なお料理を紹介してくださるので
 主婦にはありがたいコーナーです。

 番組では生タコをゆでて、とありましたが、
 生がなかったので ゆで蛸を使いました。

 小さく切って、ボウルに入れ、塩をし、
 ニンニクのみじんぎりとイタリアンパセリを加え、オリーブオイルを
 たっぷり注ぎ、よく混ぜます。

 それを 少なくとも2時間冷蔵庫に入れて
 冷えて味がなじんだものをいただきます。

 白ワインが 一段とおいしくなりますよ。♪


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かじきまぐろのソテー

2007-07-23 22:08:21 | ☆ばんごはん



 レモンソースが決め手のこのソテー、とっても簡単なので
 お試しください。

 今日も参考にしたのは 石川みゆき著「たった15分でイタリア家庭料理」です。

 作り方:①かじきまぐろは両面に塩こしょうして薄力粉をまぶす。
     ②フライパンにオリーブ油を熱し、かじきを中火で焼く。
     ③こんがり焼き色がつけば、裏返し、白ワインを加え
      アルコールをとばしながら焼く。
     ④レモンソースを作る。
      ボウルにオリーブ油を入れ、泡だて器でかき混ぜながら、
      お湯を少しずつ加える。
      レモン汁多目を加え白っぽくなったら、
      イタリアンパセリのみじん切り、
      オレガノ(乾燥)、にんにくのすりおろしを混ぜて塩であじつけ。
     ⑤かじきまぐろにたっぷりかける。

 このレモンソースは、他の白身のお魚にも使えます。
 サラダドレッシングにしてもおいしいですよ。

 本当に15分でできちゃいます。


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フィレンツェから日帰りで ☆ルッカその7

2007-07-22 23:29:41 | ☆イタリア 記憶の風景



 メルカート広場の反対側には、またまた個性的な広場が現れます。
 ここは サン・フレディアーノ広場。( Piazza San Frediano)

 モザイクが美しいサン・フレディアーノ教会は12世紀のものだそう。

 この圧倒されるような景色の広場に何軒かバールらしきものが
 広場にテーブルを出していました。
 
 お腹が空いて、ちょっと休みたかった私たちにピッタリ。



 


 選んだのは、このお店。
 他のお店より少し混んでいて、運ばれてくるお料理がおいしそうだから!
 こんなときのチェックは結構早い私です。

 テーブルは教会がよく見えて、涼しい場所。
 よかった~ さて、何を食べようか?
 すると、きびきび動く若いカメリエーラが「今日のおすすめは・・・」
 と、黒板を指差して説明してくれたメニューがこれ。
 

 


 ワイン付で8.5ユーロの「Gusutazione」(いろいろ味わうってこと)

 お店をよく見ればサラミ屋さんのようだし、他のお客さんも食べていて
 おいしそう。
 ワインを飲まないダンナは別のコースメニュー。
 いつもツーリストメニューは避けている私たちですが、
 ここは良さそう、と直感。



 特にこのお豆の煮込みはおいしそうでした。

 右隣のテーブルはベジタリアンさん。
 運ばれてきたお皿はお花畑のような大きいサラダとブルスケッタでした。

 左隣のテーブルはドイツ人ファミリー。
 小さな子供たちを連れた若夫婦でしたが、よく見渡すとドイツ語(たぶん)
 が、あちこちから聞こえてきます。

 ドイツもゴールデンウイークなのかしら、と思うほど
 今回 ドイツ人様ご一行によく遭遇しました。(笑)

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フィレンツェから日帰りで ☆ルッカその6

2007-07-21 00:59:07 | ☆イタリア 記憶の風景



 トンネルを抜けると雪国・・・ではなく、
 そこはローマ時代の円形闘技場 Anfiteatro Romanoを利用した
 メルカート広場です。

 トンネルは闘技場の門 Porta、何箇所かありますが、厚みはいろいろ。




 こんな風になっていたり。。。


 


 外に廻ってみると、ローマ時代の石組みが残っていたりします。
 中へ入ってみましょう。



 まさに、ここは 私のルッカへの憧れでした。
 テレビで見たり、雑誌で読んだとおりの美しい風景。

 まあるくなったこの広場では、
 クリスマスマーケットやコンサートも開かれるそうです。



 どこからか 風に乗って音楽が聞こえてきます。
 その方向へ行ってみると、そこはプッチーニグッズのお店でした。
 流れていた音楽は「トスカ」 。
 CDやカレンダーもありますが、私たち夫婦がまた気にいってしまったものが
 あったのです。

 1900年に演奏された「トスカ」の楽譜。
 表紙と1ページ目を額に収めてあって そのまま持って帰って飾りたい!
 と思ったのでした。

 続く・・・


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