Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

ルッカでお買い物

2007-07-21 00:41:43 | ☆イタリア 記憶の風景


 さて、前回のブログの続きですが・・・

 プッチーニ関連グッズのお店で 古い楽譜を飾った額が気にいった私たち。
 お店の女主人に壁からその額をはずしてもらうと、以外に大きいサイズでした。

 これは、スーツケースに入らないよ。
 どーする?

 そうだ!中身だけ売ってもらおう・・・と交渉。
 釘で止められたのを全部抜いて、中身の楽譜だけを買いました。
 結局、額縁つきのお値段とあまり変わらなかったのですが・・・

 いわば古本なのですが、何より表紙が気に入りました。
 よく見ると、ギターとマンドリンのために編曲されたもの。
 1900年にアメリカのサンフランシスコのマンドリンクラブが依頼したもので
 イタリアのリコルディ社の印刷出版でした。

 ギターの人の書き込みラインもあり、実際に使われたみたいです。

 しわにならないように大事に持ち帰り、日本で額縁を買って
 入れ直しました。

 部屋に飾り「いいと思うな」「なかなかええで」と二人で満足しています。

 
にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へブログランキング参加中。
      一日一回のクリックで応援よろしく。
 
コメント (2)

再訪 デビッド セニア

2007-07-19 23:24:30 | ☆レストラン





春に行ったなかなか予約のとれないデビッド セニアを再訪しました。

 相変わらず超人気、女性客のハートをとらえたフレンチの数々、
 ご覧ください。抜粋ですが・・・
 (今回は席の関係で写真が反射してしまい鮮明ではありません。)

   

 やはり夏を意識するお料理。
 なぜか 泡だったものが多く、写真映りはあまりよくなりません。
 でも、お味は抜群、春よりさっぱりしていたように思います。

 
    


 毎度 お楽しみのデザートは フォンダンショコラを選びました。
 スイカのゼリーを頼んだ友人のもおいしそう!!!
 (あっ、写真撮るの忘れました)

 ゆっくり ゆっくりお食事できて幸せ。。。



 ごちそうさま~
 お料理を全部いただいたあとのテーブル。
 外の緑がまぶしい午後です。
 ここは 半地下になっているんですけど、光の採り入れ方が素敵です。


 頭のてっぺんからの冷えひえのエアコンで、かなり寒く
 食べても暑くならなかったのですが、(はおりもの持参でちょうど良し)
 憧れのオープンキッチンを眺められるカウンターでのお食事は
 やはり冬に行きたいかな・・・って思いました。


にほんブログ村 グルメブログ 関西食べ歩きへブログランキング参加中。
      クリックで応援よろしくお願いします。
コメント

フィレンツェから日帰りで ☆ルッカその5

2007-07-18 00:28:44 | ☆イタリア 記憶の風景



 サン・ミケーレ広場から歩いてすぐ、小路を抜けると小さな中庭のような
 広場があります。

 あれ、思ったより小さいぞ。
 だからこの像が大きく見えるのかしら・・・

 


 実は、この人を訪ねてルッカに来たのでした。
 彼の名は ジャコモ・プッチーニ (Giacomo Puccini)
 この辺りに 彼の生家があり、博物館となっているのです。

 何年か前、あるテレビ旅番組で森公美子さんと羽田美智子さんが
 ここを訪れているのを見ました。

 Pisaから始まり、Lucca、Carrara、Portofino、Sanremoを旅する
 食と文化の旅は私の好みにぴったり。
 このとき録画したビデオは何回も見ています。

 ここルッカのプッチーニの像の前で、森さんがアリアの一節をちょこっと歌って
 いましたが、さぞかし響きわたっていたことでしょう。
 本当に思ったより小さい空間です。

 そのとき、訪ねていた生家博物館が 見当たらなくて、何人かに聞きました。
 (博物館といっても普通のアパートのような感じだと記憶していました。)

 像の近くのバールのおにいさんは「ああ、あそこね。閉まってるよ。」
 とあっさり言います。
 ルッカ市民らしいシニョーラは「わかりにくいけど、ここなのよ。」
 と、教えてくれたところは、本当に普通のアパート。

 
 


 壁にこの小さなプレートがなければ わからないのは当たり前なほど。

 閉まっているって休憩中?
 呼び鈴を押そうか迷っていると、そこに同じように訪ねてくる旅人が
 集まってきました。
 「ここですよね。」「そうにちがいない。閉まってますか。」
 一人の紳士が近くのお店に聞きにいってくれました。
 「閉まっているそうです。修復のため、2年間。」

 えええ~つ!!! 二年間?
 みんな、びっくりです。

 プッチーニの音楽を聴きながら、彼の遺品を見たかったのに。

 ま、仕方がありません。
 像の前で写真をとり、あきらめることにしました。



 小路が続くこの辺り、いろんなお店があります。
 ここは Polleria ポッレリーア 。家禽商。
 鶏肉やウサギのお肉を売っています。
 看板にひかれて思わずシャッターを押しました。

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へブログランキング参加中。
      クリックしていただけるとうれしいです。 
コメント

フィレンツェから日帰りで ☆ルッカその4

2007-07-17 22:25:37 | ☆イタリア 記憶の風景



 ルッカの中心にやってきました。
 とても美しい広場が広がります。
 ここはサン・ミケーレ広場。(Piazza San Michele )





 ローマ時代のフォロの跡を利用した広場だそうで、ここにも
 ルッカ様式の教会が建っています。

 サン・ミケーレ・イン・フォロ教会。
 ドゥオーモとよく似た感じですが、てっぺんに大天使ミカエルがいます。


 




 なんだか 頭でっかちで、マンガチックではないですか?
 音楽室にいたヘンデルみたいな顔だなあ、と笑ってしまいました。




 広場の周りにはバール、銀行などがあり、露店の花屋も出て、
 市民と観光客で賑わっていました。

 改めて考えると、この街には広場が多いのでは?
 城壁に囲まれた小さな街なのに、ちょっと歩いただけで
 すぐ 広場が現れるのですから。

 それも 個性的な広場ばかり。
 私がルッカに行きたかった場所は、このあと出会うところなのですが、
 実は そこも広場なんですよね。



 にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へブログランキング参加中。
      クリックで応援ありがとうございます。 
コメント (2)

フィレンツェから日帰りで ☆ ルッカその3

2007-07-16 16:19:11 | ☆イタリア 記憶の風景


 ルッカの街をドゥオーモから中心街にむかって歩きましょう。

 スケッチをする人たちがお気に入りの場所で筆をとるように
 私もカメラを向けます。

 カメラの中の切り取られた世界にハッとさせられながら、
 狭い路地を抜けると、突然明るい二つの広場に出会います。



 ガリバルディーの像のあるジッリ広場と県庁のあるナポレオン広場。
 二つの広場は重なって、広い広い空間になっています。



 その広場は市民の憩いの場だそうです。
 大きなプラタナスの木が みんなを守ってくれているかのよう。
 こんな感じの広場は 初めて見ました。


 

 


 広場の一角にはメリーゴーランドがありました。
 イタリアの広場にはよく似合いますね。
 
 写真には写っていませんが、この少し前、メリーゴーランドの下から
 靴をはいた人の足がはみ出ていました。
 動かなかったので、ドッキリカメラかと思っていたら
 なんと、修理中の人でした。
 自動車を修理するときのように仰向けになって下にもぐりこんで
 いたんですね。
 おそるおそる近づくと、突然動いて出てきたのでまたびっくり!
 あの下に人が入れるんですよ~。


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へブログランキング参加中。
      ワンクリックでご協力お願いします。
コメント