平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

早咲き桜の満開

2008-03-02 22:42:28 | 花・見てある記

昨日からテレビ各局で流していた早咲きで知られる静岡県南伊豆町の青野川河川敷の「河津桜」を観に出かけた今日。
往きも帰りも渋滞に見舞われ帰宅後は疲労困憊。

河津桜は寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と言われている桜で、静岡県賀茂郡河津町に原木があることから、昭和49年に河津桜と命名。

河川敷に咲く菜の花と春の二重奏。
青野川約2キロの両岸には河津桜のその数800本。
今年は寒い日が続いたため開花は例年より1週間ほど遅めとか。

早桜映る川面を覗きけり (楓山人)

桃の花に

2008-03-01 21:42:47 | 季節のこと
今日から3月、もう今年も6分の1が過ぎたということ。
3月の行事と言えば、これはもうひな祭り。

<ひな祭りの起源>
身のけがれを祓うことが始まり。
中国では、3月の最初の巳(み)の日は忌日とされ、不浄・邪気・けがれなどの恐ろしいものが襲ってくるといわれていた。
家の中にいると災難が降りかかってくるというので、人々は老若男女にかかわらず家を出て水辺へ行き、みそぎを行った。
このとき人形(ひとがた)を作って、それで体をさすり、身のけがれを移して供物と一緒に水に流して厄払いをしたもの。
この人形(ひとがた)が、次第に手の込んだ立派な人形(にんぎょう)になって行いった。
これがいわゆる「流しびな」の始まり。
また、平安時代には、上流階級の子女が美しい人形で遊ぶ「ひいな遊び」という、ままごとに近い遊びがあり、この両方が結びついて、現在のひな祭りになっていったとされている。

<ひな人形>
関東雛と京雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆になっている。
本来「内裏雛」とは雛人形の男雛と女雛の一対を指し、男雛を「お内裏様」女雛を「お雛様」と呼ぶのは誤りとのこと。
これは童謡の「うれしいひなまつり」の歌詞から一般化してしまっている。

ひな祭りと言えば、欠かせないのは桃の花。
二、三日日前、奥さんが桃の花木を買って来て玄関に活けました。


桃の花と言えば中国は漢の昔、三国志の冒頭に劉備、関羽、張飛が一生を誓いあった桃園。

誓い立て酒酌み交わし桃の花 (楓山人)

以前には我が家の裏庭に桃の木があって、毎年晩春の4月から5月にかけて盛大に花を付けていたっけ。
でも虫がついてしまったので数年前致し方なく根っこから抜いてしまいました。

桃の花は紅梅よりも甘やかな香りを放って。
紅香りなお妖艶に桃の花 (楓山人)

花粉症で嗅覚が鈍りつつあり、記憶に頼っての作句もやむなし、か。