Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

浅草演芸ホールで漫才見物

2012年03月10日 | 日記

 平成24年3月10日
 昨日は一日雨の予報、一日中家に居たら気詰まりになりそうでなので、スキーの怪我が直りきらない妻を残し、都内へと一人出掛けました。新聞販売店から入場券を貰っていたので、浅草演芸ホール「東洋館」へ向かいました。JR山手線の車窓から見えるビル群の中では、多くの人が忙しげに働いています。もうすぐ1年目となる東北大震災を思い起こし、今発生したらあの人々はどうなるのか。といらぬ危惧が浮びました。
 有名芸人が出る訳でもなく平日なのでガラガラだと思ったら、以外にも4階のさして広くない劇場内の席は満杯で、立ち見の人差へ見受けます。殆んどが団塊世代以上の人ばかり、意外な盛況に一寸ビックリです。演芸見物等、私には初めての体験で、大して期待もせず観ておりました。始めに出てくる若手芸人達は、熱演すれども観客の笑いを呼ぶには程遠く、パラパラと気の乗らぬ拍手だけのいわゆる寒い、スベる芸が続きます。でもベテラン芸人さん達の出番になると観客の笑いが絶えなくなってきました。上手い芸人さんはお客を笑わすツボをしっかり掴んでいるんですね。八十何歳の芸人さんが演ずる達者な芸には、思わずウーンとうなってしまいました。飽きたら途中退席しようと思っていたのに、だんだん面白くなっていくので、結局12時の始まりから16時半のトリまで席を立ちませんでした。まあ2千5百円の正規料金を払ってまで観ようと思いませんが、明るい未来を描け
ない世情で、こんな笑いもアリかなあと感じました。

コメント
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