Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

朝日新聞コラム「患者を生きる」で胃ガンについて感じた事

2013年04月23日 | 日記

 平成25年4月23日

  朝日新聞が「患者を生きる」というコラムを連載中で、ご覧になった方も多いでしょう。先週は「胃ガン患者」を特集していたので興味深く読みました。と言うのも私は以前胃ガンを患った事があり、モデルになった方の体験と類似点が多く、うなづける点も多々あったからです。この方の場合、胃の入り口付近に発症した為、全摘手術となりました。なまじ胃を残存させると胃酸の逆流でかえって患者が苦しむ結果になるそうです。そして進行度の方は初期段階を越え転移寸前で、術後に「TS1」服用という抗がん剤治療が1年間必要となりました。私の場合は、幸い胃の三分の一を残存できましたが、進行度は初期とは言えず転移の可能性もあったので、同じく「TS1」を2週間服用する治療を受けました。「TS1」は副作用が少なく、私の場合は全く違和感を感じなかったが、モデルの方は吐き気や食欲不振があったそうです。

 ガンの生存率は5年の経過をもって完治とみなしますが、胃ガン全体においては約70%の完治だそうです。しかし日本の医療は胃ガンの分野においては世界の最先端技術を持ち、早期であれば殆ど完治するという事です。私も術後5年を経過するまでは検査の度にヒヤヒヤさせられたものですが、丸10年経過した今はやっと呪縛から逃れた気がします。でも毎年胃と大腸の内視鏡検査だけは欠かさず実行しています。胃ガンの発症は私の人生にとっても大きな節目となっており、そこらの経緯をブログネタとして後述してみようかと思ってます。モデルとなった60代の男性も、強い覚悟と意思を持って病気に立ち向かおうとしておられるようです。彼ならきっと病を打ち負かす事ができるでしょう。

 

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