愛媛・高知県境、笹ケ峰&伊予富士登山
5月25日(土) 天気=晴れ
05:36旧寒風山トンネル南口発→ 06:23~29桑瀬峠→ 07:21~37寒風山→ 08:59~09:17笹ケ峰山頂→ 10:34~40寒風山→ 11:19~23桑瀬峠→ 12:08~15伊予富士山頂→ 11:46桑瀬峠→ 12:03旧寒風山トンネル南口着
カップうどんだけの朝食を済まし未明に宿(木の香温泉)を車で出発、昨日降ったクネクネ山道を登って旧寒風山トンネル出口の登山口駐車場に停車した。新たに長大な新トンネルが開通しているので旧トンネルは通行できぬよう入り口が封鎖されていた。
AM5時半過ぎ、桑瀬峠に向け出発する。ジグザグの急登だが早朝の冷気が身体の熱りを抑え、快調に登って行く。約50分で稜線上標高1450mの桑瀬峠に着いた。笹原の展望が拡がる明るい峠である。此処を右折し、まず北に聳える寒風山を目指す。
桑瀬峠から寒風山方面
寒風山への道は途中何カ所か梯子段もあり中々急登だ。その分ドンドン標高を稼げるのが嬉しい。土曜日というのに誰一人会わず静かな山道が続く。峠から1時間程で寒風山(1763m)に着いた。北に目指す笹ケ峰の丸い大きな山容が姿を現した。南には幾つかのピークを連ねた伊予富士も見えている。
寒風山山頂
寒風山から伊予富士方面
寒風山から笹ケ峰方面
寒風山から一旦緩やかに降って再び笹ケ峰へと登って行く。笹原の展望に恵まれた実に快適な尾根道が続く。日差しは強いが稜線を吹き抜ける風が爽やかだ。
笹ケ峰への尾根道
登りは以外に長く笹原の道もか細くなってきた。丸山山荘への分岐点を左に見て僅かな登りでようやく広々とした笹ケ峰(1860m)に到着した。展望も素晴らしく心地よい山頂、流石に2百名山に連なる名峰です。ノンビリしたいところだが、この後伊予富士にも登らねばならず、20分足らずの滞在で山頂を後にする。
笹ケ峰山頂
笹ケ峰から寒風山方面
笹ケ峰から瀬戸内海方面
笹ケ峰から赤石山方面
降りの途中で初めて女性2人のパーティと出会った。その後は幾人もの登山者とすれ違う。戻り着いた寒風山では十名近い人々が寛いでいた。笹ケ峰に最後お別れをし、桑瀬峠へと降る。
寒風山下りの梯子場
峠に着くと、そのまま下山する妻と別れ、私は一人で伊予富士へと向かう。単独だと思いのまま歩けるのでペースが上がる。手前にあるピークを越えると草原の奥に壁のように伊予富士が聳えている。両手両足を総動員して最後の急登を駆け登り、峠から40分余で伊予富士(1756m)に到着した。
伊予富士への登山道
狭い山頂は大勢の登山者で賑わっている。多くは直下の瓶ケ森林道から登って来た人のようだ。この山頂も360度の展望で北の方角に朝方登った寒風山や笹ケ峰が望め、南は昨日登った瓶ケ森や石鎚山がクッキリ見えている。
伊予富士山頂
伊予富士から桑瀬峠方面
記念の写真と水分・エネルギー補給をすると山頂を後にする。その後は一度も休まず一気に登山口まで駆け降りた。妻は日陰でノンビリ読書しながら私を待っていた。
寒風山トンネルの登山口駐車場
これで計画していた8つの山の6山を登る事が出来た。残すは南部にある三本杭と篠山の2山だけ、いずれも標高の低い山だから多少悪天で行動できるだろう。計画通り登る事が出来たのは、この1週間登山日和の好天が続いてくれたお蔭だ。明日はゆったりと観光して宇和島市へ移動し、明後日三本杭を登る予定です。