Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

東赤石山登山

2013年05月22日 | 山歩き

愛媛、東赤石山登山

 

5月22日(水) 天気=晴れ

06:45瀬場登山口発→ 07:03筏津コース合流点→ 07:57~59瀬場谷分岐→ (瀬場谷コース) 09:05第2渡渉点→ 09:59~10:09権現越分岐→ 10:22八巻山分岐→ 10:30~11:05東赤石山→ 11:12八巻山分岐→ 11:35赤石山荘→ (山荘コース) 13:08~15瀬場谷分岐→ 13:40筏津コース合流点→ 13:52瀬場登山口着

 

 東赤石山は瀬戸内海岸から10キロ足らずと位置に1700m余の高さで聳えているので新居浜市辺りから眺めるとものすごく高く見える。銅山川沿いの瀬場登山口は車3台程駐車でき、簡易トイレも設置されている。ここから山頂までの標高差は1100m、ハードな山行になりそうだと覚悟して出発する。

 

 瀬場登山口(下山時)

 20分程で筏津からの道と合流した。更に進んで行くと右手眼下に八間滝の優美な姿が眺められた。しばらくすると右に分岐する道があった。何の標識も無いが、これが瀬場谷を詰める旧道であろうと推測しその道に進んだ。

 

 筏津コース合流点    

ところが道がだんだん怪しくなってくる。やがて沢の中に道は消えてしまった。道を誤ったと判断し分岐まで引き返す。30分程時間をロスしてしまった。

 

 旧道分岐点

 更に10分程登った所が瀬場谷沿いの旧道分岐であった。こちらの道はしっかりとしており安心して登って行ける。しかし先程無駄な体力を消耗したせいか登りがやけに長く感じられる。

 登るにつれ瀬場谷の流水が涸れ、石がゴロゴロした道に変化してきた。ノロノロ登る我々の横を単独の青年が挨拶とともに軽々と追い抜いて行った。

 

 旧道の登り

 旧道分岐から約2時間で赤石山荘から権現越えにトラーバスする道に到達した。ここから山頂まで標高差は100m程で遠くは無い。左に曲がり僅かに進むと山頂へ向かう道が右に分岐していた。

 

 東赤石山分岐

 周りは低い丈の樹木ばかりで展望が開けてきた。強い日差しが急登する背中を照り付け暑さが堪える。稜線に達すると右に曲がり10分程で巨石の上にある東赤石山の山頂(1706m)に登り着いた。

 山頂からは360度の展望、北は春霞に溶け込むように瀬戸内海の海原が拡がっている。西に聳える八巻山は岩っぽい山で先程我々を追い抜いた青年が山頂に迫ろうとしている姿が小さく確認できた。

 3名先着して休んでいる中年男性が居て話を聞くと、皆さん遠路関東近辺から来た人ばかり、日本3百名山踏破が目的だと言う。何だか似た者ばかりが集まって複雑な心境である。

 

 東赤石山山頂

 

 山頂から瀬戸内海方面

  山頂から八巻山方面

 長逗留する彼らに挨拶して我々は先に山頂を後にする。トラーバス道まで一気に降り振り返って見ると、東赤石山の岩峰が青空にクッキリ聳え立っている。

 

 トラーバス道から東赤石山

 赤石山荘は下山道から少し離れた場所にあった。人気は無く、真っ白に塗られた建物が周りの景色から少し浮いた感じに見える。

 

 赤石山荘

 山荘からの下山道を降っていると4~5名の男女パーティが登ってきた。千葉県から夜行バスで来て、今夜は赤石山荘に泊るのだという。

 疲れているせいか降りの道も長く感ずる。沢沿いに絡んで進む旧道と似た様な道だ。山荘から旧道分岐まで1時間半もかかってしまった。此処まで来れば一安心なので瀬場登山口までノンビリと降る。

 登山口に戻ると車に乗込み一路松山市街を目指す。今日は温泉宿に泊り明日は観光です。60歳過ぎの団塊世代夫婦には毎日登山はとても無理で、妻がよく口にする「旅はメリハリつけないとね。」と言う事を実践しています。

 

コメント
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