Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

鹿児島、高隈山(大箆柄岳)登山

2014年05月16日 | 山歩き

5月16日(金)  天気=晴れ

 

09:33大箆柄岳登山口→ 09:57水場→ 10:08三合目→ 10:53七合目→ 11:04杖捨祠→ 11:23~55大箆柄岳→ 12:12杖捨祠→ 12:23七合目→ 13:10水場→ 13:30大箆柄岳登山口

 

 朝、桜島の宿を出発し、途中垂水市のコンビニで行動食を調達して高隅山の最高峰、大箆柄岳(オオノガラダケ)を目指す。登山口に至る大野原林道はかなり酷い道でヒヤヒヤしながらの運転だった。

 大箆柄岳登山口

 

 大箆柄岳登山口には軽トラックが1台先着しており、我々より少し年配の男性2人組が丁度出発するところだった。我々も後を追うように出発する。密度の濃い樹林帯に明瞭な道が続いている。

 樹林帯の登山道

 20分程歩くと七岳への道が左に分岐する。だがその踏み跡は薄くあまり歩かれてはいないようだ。分岐の少し先に水場の表示があり水音が聞こえるが、実際に水を得るにはかなり降るようだ。

 更に進むと三合目の表示があった。この辺りから傾斜が増し、急登の連続になる。しばらく登ると岩場にロープが張られた道になり、このコースの途中で唯一展望が効く。標示は無いが此処が五合目となるようだ。

 五合目の岩場(下山時)

 更に急登は続き、七合目の表示地点を過ぎた辺りからようやく傾斜が緩み歩き易くなってきた。先に出発した男性2人組の後姿がチラチラと見えるようになってきた。杖捨祠と表示された小さな祠が安置されてる辺りで男性に追いつき話をしながら一緒に登って行く。

 山頂間近に鎮座する杖捨祠

 彼らは二人は地元出身の幼馴染で、関西に住む一人の男性が帰省したのを機に一緒に登って来たらしい。もう一人の方は地元でワサビ農家をやっており最近「脊柱管狭窄症」が悪化したと言う事で、同じ持病を持つ私と大いに話が盛上った。

 大箆柄岳山頂

 11時23分大箆柄岳(1236m)に着いた。登山口から2時間足らずで登った事になる。山頂は小さなピークが二つあり、山頂標識のある北のピークより50m程離れた南のピークが僅かばかり標高が高いらしいので、そちらへも脚を向ける。

 最高点ピークから高隅山南部の山々

山頂は360度の展望があり壮快な景色が広がる。南は佐多岬に収束される大隅半島が望まれ、鹿児島湾を挟んで薩摩半島の突端に聳える開聞岳の端正な姿も小さく見えた。北は桜島がドンと聳え、南岳火口から盛んに噴煙を上げている。

 山頂から桜島

30分程滞在し、2人組男性に挨拶した後山頂を後にする。登りに苦しんだ急坂も降りは苦にもならず大して疲れもせず1時間半程で登山口に戻ってきた。今日は爽やかな天気にも恵まれて快適な登山が楽しむ事ができた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする