Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

涌蓋(ワイタ)山登山

2014年05月19日 | 山歩き

5月19日(月)  天気=晴れ

 

11:24涌蓋山登山口→ 12:24一目山分岐→ 12:53女岳→ 13:06~30涌蓋山→ 13:59一目山分岐→ 14:36涌蓋山登山口

 

 昨夜からの雨が今朝になっても止まない。延岡のホテルを出発し傾山の登山口を目指すも雨脚は強まるばかり、登山を中止して観光しようと思ったが、妻が「他の山へ行けば」と珍しくグッドなアドバイス、天気予報は「回復傾向にある。」と言っていたからコースタイムの長い傾山は無理でも、九重連峰の北に位置する涌蓋山(ワイタヤマ)なら登れるかも知れないと行く先を変更した。

 九重山の中腹を巻いて涌蓋山へと車を走らせる。天気はみるみる回復し、青空の下の九重山が美しい。登山対象としてはこちらの方が魅力的なのだが、三百名山を目指す身としては致し方ない。

 涌蓋山登山口

 筋湯温泉の涌蓋山登山口に着いたのは11時過ぎ、一軒宿の有料駐車場(300円)に車を停め11時24分登山口を出発する。雨上がり後の強い日差しで蒸し暑く、汗が迸る。

 登山道沿いの藤の花

 登山道沿いの新緑が鮮やかで、特に藤の花が美しい。緩やかな道はしばらく登ると林道と交差し、更に登ると再び林道と合流した。道沿いに柵が設けられており、この辺りの草原は放牧場になっているようだ。

 眼下の筋湯温泉街

 背後には筋湯温泉街を見渡す事ができ、地熱発電所の水蒸気がモクモクと噴出してよく目立つ。又右手には目指す涌蓋山が姿を現す。そのユッタリとした山容がヤケに遠く感じられる。更に九重連峰の山々が雲の合間に浮び上る。

 放牧場から涌蓋山

 柵沿いの道はT字路となり、左へ行けば一目山、我々は右折して涌蓋山へ向かう。平坦な森林帯を通過して再び林道に出てその林道を50m程左に行くと、いよいよ涌蓋山への登りにかかる。

 今日一番の急坂を黙々登るとだんだん灌木が薄れ、前衛の山、女岳に到着した。ここから涌蓋山までは僅かな距離で、山頂付近に居る人の姿もはっきり確認できる。

 女岳の先から涌蓋山

 ミヤマキリシマが点在する山頂直下の急坂をジグザグに登り、13時過ぎ涌蓋山(1500m)に到着した。山頂は広々とした台地で展望も素晴らしい。山頂でコーヒーブレイクと思いコンロとコッフェルを持参したのだが、肝心の燃料シグを忘れてしまい、せっかくの思慮も空しく水とパンだけの食事になった。でも素晴らしい眺めを堪能できたからマアいいか。

 涌蓋山山頂

 山頂から九重連峰

 30分近くの滞在を終え山頂を後にする。今日は沢山の汗だったから、早くお風呂に入りたいと下山の脚も早まる。途中の放牧場から見える一目山の丸っこい山容がとても印象的だった。

 放牧場から一目山

 今日は妻の適切な助言で目標の山を一つ登る事ができ、大変有意義な一日になった。涌蓋山はたおやかで明るい雰囲気の山でした。

 

コメント
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