5月15日(木) 天気=曇り
15:33県道26号(小池町)→ 16:16~18京大観測所ゲート→ 16:24~29湯ノ平展望台→ 16:55県道26号(小池町)
人吉市から車を走らせ、桜島山麓に着いたのは午後2時過ぎになった。桜島の最高峰は北岳(1117m)なのだが、活発な火山活動で山域の大部分が立入禁止となっている。
一般人が行ける最高地点は標高374mにある湯ノ平展望台、ここまでは立派な車道が通じており観光客で賑わっている。命懸けで法を侵し北岳に登る根性はサラサラ無いので、山麓から湯ノ平展望台まで往復する事にした。
桜島フェリーの港から程近い県道26号の空き地に車を停め、ランニング姿になって展望台に至る車道をジョギングと速足を混じえて登って行く。往復約10キロ程の距離になる。コースの車道は緩やかな傾斜だが西陽が強くけっこう汗を掻かされる。
県道の表示板(湯ノ平展望台まで5キロとある。)
展望台手前の交差路(直進すると京大観測所)
人家が尽きると道は緩やかなに右へ曲がって行く。出発して40分程で交差路に着いた。左へ行けば湯ノ平展望台、直進すると春田山(408m)に建つ京大観測所に向かう。標高はこちらの方が高いので、まず観測所を目指す。5分程で砂防工事の作業道が左に分岐している。この道は勿論工事関係者以外立入れない。その少し先が京大観測所だった。こちらも門が固く閉じられ立入る事ができない。
作業道の入口
京大観測所ゲート
一応此処が一般人の立入れる最高地点なので、これをもって桜島登山が成就した事にさせてもらう。この後湯ノ平展望台にも寄ってみる。その名のとおり展望は抜群で、桜島の威容や鹿児島市街などが眺められる。残念な事に今日は霞んだ天候で、もう一つスッキリしない眺望だ。
湯ノ平展望台
展望台から桜島
展望台から鹿児島湾
この後転がるように来た道を駆け降って車まで戻り、今宵の宿「国民宿舎、桜島レインボー」へ向かう。鹿児島湾の絶景を眺めながらの温泉は、疲れた身体に心地よく正に極楽極楽である。
国民宿舎桜島レインボー前から見た桜島