5月11日(日) 天気=晴れ
10:38中山キャンプ場登山口→ 11:17多良川水源→ 11:26金泉寺分岐→ 11:45~12:10多良岳山頂→ 12:25~35金泉寺(金泉小屋)→ 13:03中山キャンプ場
多良岳は佐賀・長崎県境上にある1千mにも満たぬ小粒な山だ。山上には金泉寺というお寺も建ち、宗教色の強い山でもある。登山口の中山キャンプ場には10時半頃着いた。立派なキャンプ場だが、営業していないのか人影は無い。
中山キャンプ場登山口
同時期に着いた男性3人組と相前後して出発する。樹林の中、良く整備された歩き易い道が続く。やがて僅かな水流の沢を渡る。2番目の沢には「多良川水源」と書かれた標識があった。
最初の沢
流水で喉を潤し、しばし急坂を頑張ると尾根上の分岐に着いた。右へ行くと「金泉寺」、我々は左折して多良岳へ向かう。石の鳥居を潜り石段を登ると急坂に何か所か鎖場を通過するが大して危険性は無い。
金泉寺分岐
分岐上の石段
登山道沿いに鎮座する石像
途中の鎖場
以外に早く稜線の分岐に着く。左へ行けば国見岳、我々は右折して数分で多良岳(983m)に着いた。さして広く無い山頂には石造りの神社が建っている。山頂標識を探したが見当たらない。仕方なく神社をバックに記念の写真を撮る。
多良岳山頂
周囲は灌木が茂りあまり展望は無い。山頂を後にし、国見岳(996m)にも寄ってみた。展望はこちらのピークの方が良い。北には多良山系最高峰、経ヶ岳、南は諫早湾や雲仙岳の眺望が得られた。
国見岳から経ケ岳方面
国見岳から諫早湾と奥に雲仙岳
下山の途中、金泉寺にも寄ってみたが、中々立派な建物だった。どうやら最近建替えられたようである。又お寺の横には「金泉寺山小屋」という有人の山小屋があり、数人がハイカーが休憩していた。
金泉寺
金泉寺山小屋
金泉寺から約30分程の下りで中山キャンプ場に戻った。今日は爽やかな青空の下、約2時間半の心地よい山歩きができた。