4月30日(水)
久し振りにと言うか、今年初めてプロ野球観戦(西武~日本ハム戦)で西武ドームへ出掛けた。流石に最下位争いを演じる両チームらしく拙攻/貧打の連続、毎回毎回「ア~」と球場内に溜息が洩れる。
雨天の試合で閑散とした西武ドーム
試合はDH大谷の活躍で日ハムが3-2で勝った。あの若さで彼は一流バッターの風格があり大したものだ。今日は不調だったが3番中田も凄みを感ずる選手だった。
大活躍の日ハム、大谷君
それに引きかえ西武は悲惨だ。涌井や片岡など有力選手が次々流出し、今のメンバーで存在感があるのは中村おかわり君くらいなもの、だから日ハムの浦野何て聞いた事も無いような投手に手も足も出ない。
好機に三振して悔しがる西武、中村おかわり君
先発メンバーを見ても中村、浅村、栗山以外二軍戦かと思うような名も知らぬ選手ばかり、強力な外国人助っ人もおらず二昔前の全盛期が夢のような凋落ぶりである。
この戦力低下は一重に球団のヤル気の無さが原因で、外野席で必死に飛び跳ねて応援する応援団が健気で気の毒になってくる。そういう私も西武ドームしか訪れぬ隠れファンだ。
残念だが今日の試合を観た限り、西武が最下位になる確率は相当高いと言わざるをえない。9回最後に放った中村の今季第1号ホームランが、ストレスを和らげる僅かな救いだった。