5月22日(木) 天気=晴れ
06:52払鳥屋コース林道→ 07:00登山口→ 07:15林道出合→ 07:57~08:00岩場(ロープ場)→ 09:05~10そで尾→ 10:05~33傾山→ 11:15~20そで尾→ 11:58~12:02岩場(ロープ場)→ 12:30林道出合→ 12:40登山口→ 12:44払鳥屋コース林道
傾山には幾つものコースがあるが、先日地元の人から「払鳥屋コースは登山口に至る道がしっかりしてるよ。」と聞いていたので我々もそのコースで登る事にした。
昨夜車中泊した道の駅「きよかわ」を未明に出発、ナビを頼りに登山口へ向かったが途中道に迷い、通りすがりのオジサンに教えを乞い何とか西山林道の奥に登山口へ車を走らせた。林道の最後は砂利道の悪路で歩いた方が速そうなので空地に車を停め、そこから歩き始める。
登山口手前の渡渉地点
払鳥屋コース登山口
歩いて数分で標識と登山ポストがある登山口に着いた。入山ノートに記帳した後、小川を渡って沢沿いに歩く。程なく沢を離れ樹林帯の緩やかな道を登って行くと荒れた林道と交差した。その後は尾根沿いの道になる。
払鳥屋コースは、傾山と東傾山を繋ぐ稜線に出るまでひたすら急登が続く。樹林に覆われた道だから展望も全く無い。中間地点のロープが張られた岩場が唯一の要注意個所だが、大崩山みたいに「落ちたら一巻の終わり」というような危険性は無い。
急尾根の登山道
登るにつれ、東傾山~傾山間の稜線が近づいてきた。登山口を出発して2時間5分で稜線上の小ピークそで尾(1392m)に着いた。ほぼコースタイムどおりの歩きで60代半ばの夫婦としては立派なものだろう。
そで尾の登山道合流地点
そで尾で一息入れて山頂へ向け進む。目指す傾山はまだ遠そうだ。一旦少し降って急坂を登る。それも僅かで「ホトクリ原」という名の尾根に着く。前方には後傾(左)と傾山(右)並び立ち指呼の間にある。
ホトクリ原の気持ちが良い尾根道
後傾と傾山の鞍部に登り、そこから傾山へむかう。10:05念願の傾山(1605m)に到着した。山頂は7~8名の登山者で賑わっている。多くは九折の方から来た人のようだ。山頂からの展望は申し分無く痩せた岩尾根のピンク色のツツジが艶やかに彩っている。又遠く祖母山や大崩山の方まで果てしなく山波が続き、飽きる事の無い眺めである。
傾山山頂
山頂から後傾ピーク
山頂から祖母山方面
山頂から三ツ坊主岩峰
下山の道も長いので、30分程滞在し山頂を後にする。そで尾ピークで傾山の峻嶮を眼に焼き付け、急尾根を快調に降り13時前に登山口に戻る事ができた。
登山道沿いのツツジ
今日の登山で今回目標にした九州の山9座を全て完登した。人・車とも異常なく終えた事が嬉しい。帰りのフェリーは27日夕刻発なので、それまで妻孝行でノンビリ観光を楽しむ予定です。