Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

練馬区のちひろ美術館を訪れる。

2020年02月01日 | お出掛け

 1月30日(木)

 身体の不調と気持ちは連動しているようで、あまり活発に出歩かないと、外出しようという意欲も薄れてくる。年寄りが家に閉じこもってしまうのは認知症の初期症状と聞いた。これじゃイカンと気持ちを奮い立たせて、東京練馬区にある「ちひろ美術館」を訪れた。

 此処を訪れたのは絵本画家のいわさきちひろさんに興味があったからでは無く、たまたま新聞販売店から貰っていた無料チケットが期限切れになりそうだったからです。

 美術館のある西武新宿線沿線の石神井町は、東京下町の何処にでもありそうな街並みです。上井草駅から歩いて5分程、住宅街の中にヒッソリと美術館が建っていた。

東京練馬区のちひろ美術館

 信州安曇野にもちひろ美術館が建っており、そこは広々とした敷地の中の立派な建物ですが、こちらの美術館は随分ちっぽけな佇まいです。それは地価の高い都内という事もあるんでしょうが、いわさきちひろさんが実際に住んでいた自宅跡地に建てられたという事もあるのでしょう。

 いわさきちひろさんは昭和初期に活躍した女性絵本作家という事もあり、訪れる人は殆ど女性(それも比較的若い年代)ばかりの様子、美術館のスタッフも全て女性ばかりです。

 館内は2階建てで、1階には展示コーナーの他、売店、カフェなどがあり、2階は展示コーナー以外に図書室、幼児の遊戯室などがあって、子供連れの若いママさん達も気軽に訪れているようです。

1階カフェと奥に売店

 いわさきちひろさんの書斎

 場違いな場所へ紛れ込んだような感じで何となく居心地の悪かった私は、さして広くも無い展示コーナーを観覧し、洒落たカフェでお茶する気分にもなれず、30分程で美術館を後にしたのでした。

1階展示コーナー

 石神井町界隈は初めて訪れた街で、新青梅街道沿いにしばらく歩いてみたが、別に目新しいものも無く、チョット歩き疲れたので沿道のマックへ立寄り、木村拓也になった気分で「ちょいマック」して我が家へ戻ったのでした。

コメント
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