2月21日(金) 天気=曇り一時晴れ
07:57籠坂峠→ 09:02~06畑尾山→ 09:41~10:02大洞山→ 10:26楢木山→ 10:48~11:00三国山→ 11:10三国峠→ 11:28~41パノラマ台→12:00ハイキングコース入口→ 13:04旭日丘駐車場
牛歩のような歩みだが、右膝の調子は少しづつ良くなってきているようだ。どれ位歩けるものかと軽いハイキングのつもりで、富士五湖の山中湖南岸に連なる山々へ出掛けた。
駐車場のある旭日丘から籠坂峠までバスに乗る予定なので、早朝5時過ぎに起床して我家を早く出発した。圏央道~中央道~富士五湖道を経由して、旭日丘には7時半頃着いた。バスの発車が07:38なのでギリギリセーフだった。バスは10分遅れで到着し、バスに乗ると僅か10分程で籠坂峠へ着いた。
籠坂峠バス停
バスを降りて左へ分岐する車道を登ると広い公園墓地が広がり、その奥に登山道の入口があった。登山道は稜線に向かって緩やかに続いており、V字状の地形の中を登って行くとだんだん雪道に変った。
登山道入口
雪道の登山道(雪があったのは、この登山道だけだった。)
一応軽アイゼンは持って来たけれど使うまでも無く、1時間足らずで稜線上の立山東分岐へ着いた。辺りはウッスラと霧が漂いチョット幻想的な風景だ。分岐を左に曲って10分程で畑尾山の山頂に着いた。
稜線上の立山東分岐
山頂は疎林と霧に覆われて何の展望も無いので、写真を撮っただけで通過した。しばらく降ると籠坂峠からの道が合さる分岐地点で、アザミ平と看板に書かれている。
畑尾山山頂
アザミ平から大洞山へ続く尾根は、景色は見えないけれど自然庭園のような佇まいで気持ちの良い道だ。木々に張り付く霧氷がまるで白い花のように見える。ゆったりとしたピークを越えて、再び登ったピークが大洞山(1384m)だった。此処も疎林に囲まれた山頂で、木々の合間から御殿場方面の家並みが僅かに見えた。
アザミ平付近
登山道沿いの霧氷
此処で休憩して温かいコーヒーでもと思ったら、ありゃコーヒーとお茶の入った袋を車の中に忘れてしまった。 ガッカリ、カップヌードルと冷たいお茶だけで食事をする。
大洞山山頂
休憩中は時折パンパンパンパン(機関銃の発車音?)とか、ズドーン(大砲の音?)とか、絶え間の無い車の騒音(富士スピードウェイから?)が聞こえて、静寂な自然の雰囲気が台無しだ。
大洞山を後にしばらく進むと、若い外国人女性2人組とすれ違い「ハロー」と声を掛けられる。彼女らが今日出会った唯一のハイカーだった。大洞山から三国山へもゆったりとした心地よい道が続く。途中の楢木山(1353m)は、小さな標識が無ければ、それと判らぬ地味な山頂だった。
楢木山山頂
三国山(1329m)も疎林に囲まれた山頂で、明神峠へ向かう道と三国峠へ降る道が分岐する。三国山からズルズル滑りそうな急坂を10分程降ると、山中湖小山線の県道に降立った。此処が三国峠で県道を横切って、鉄砲木ノ頭へ至る登山道が続いているけれど、あまり膝に負荷を与えたくないので、今日は此処までにして車道沿いに降って行く。
三国山山頂
三国峠
県道をユルユル20分程降ると駐車場とトイレがある眺めの良いパンラマ台へ着いた。天気は回復気味だが生憎富士山は雲の中に没し、その姿を見る事はできなかった。
パノラマ台から山中湖
パノラマ台の下から再び登山道をしばらく降って行くと、やがて人家が見え湖岸道路へ降立った。頻繁に車が行き交う湖岸道路を、旭日丘駐車場に向かってテクテク歩いて行く。頭上には、ドデカイ富士山が圧するように聳えている。
三国山ハイキングコース入口
湖岸道路から富士山
山中湖
車道歩きに厭きたのか途中にあるカフェ(ペーパームーン)で、「お茶して行こうよ。」と妻が言った。雑貨や衣類も販売している洒落た雰囲気のお店で、我々はコーヒーとケーキを注文してしばし寛いだ。
湖岸道路沿いのカフェ「ペーパームーン」
旭日丘の駐車場へ戻ると、車で山中湖の平野地区にある「石割の湯」へ向かう。此処は簡素で素朴な雰囲気が好ましい日帰り温泉で、湯船にドップリ浸かって山の汗と疲れを流した。
旭日丘の駐車場(無料)
風呂から上がると久々の山歩きで疲れたのか、しばらく休憩室で仮眠を取った。身体はまだ完全復帰とまではいかないので、これからもポチポチこんな感じの軽い山歩きなどして楽しめればと思っています。