季節の移ろいは早いもので、この前までアツいアツいと言って半袖のTシャツ1枚で十分だったのに、最近では北国や高い山々で雪の便りも聞かれ、シャツの上にもう1枚羽織らないと肌寒く感じるようになりました。
そんな折り冷蔵庫を開けたら、夏に飲み残したアイスコーヒーを見つけ、捨てるのも勿体ないのでコップに注いで飲みほした。季節外れのアイスコーヒーはあんまり美味く無かったが、これで冷蔵庫の中から余分な物が少し減りました。
飲みほす前にしみじみコップを眺めたら、白い牛乳は下に黒いコーヒーは上へと分離されているのに気が付いた。そうかコーヒーよりも、牛乳の方が比重が重いんだ。
これを幼稚園児か小学校低学年のチビッ子達が言えば、ママやパパから「マアよく気がついたね~、何て賢い子なの」と褒められるでしょうが、70過ぎたジジイが言っても「マア呆けもしないで何て達者なお爺ちゃんなの」と褒めてくれる者は誰一人いない。