年末頃に一時問題となった生牛乳の大量余剰だが、結局その後どうなったのだろうか?トンガの火山大爆発やコロナ感染第6波襲来などのビッグニュースに隠れて最近はトンと聞かれないが、消費が進んで廃棄されずに済んだのなら、喜ばしい事なのですが。
かく言う私も若い頃は牛乳大好き人間でけっこう飲んでいたけれど、高齢になると身体がタンパク質を欲しないのかあまり飲まなくなった。しかし乳食品は健康の友なので、毎朝欠かさずカスピ海ヨーグルトを納豆などと一緒に食べ続けています。
カスピ海ヨーグルトを食べ始めたのは、十数年ほど前に、山仲間のS夫妻から自家製のカスピ海ヨーグルトを分けてもらったのがきっかけです。ヨーグルトは牛乳を発酵させたものなので、市販の牛乳から簡単に作る事ができます。
まず買ってきた1リットルの牛乳パックからコップ1杯分の牛乳を他の容器へ移し、空いた容積分のカスピ海ヨーグルトをパックの中へ注ぎます。次に注いだ中身を長い菜箸などで、30秒間ほど思いっきり搔き混ぜます。
これで作業は終了、後は寝かせてヨーグルトができるのを待つのみです。寒い冬は部屋の隅で暖かな日差しを当てて凡そ6~8時間ほど、暑い夏場は3~4時間で美味しいカスピ海ヨーグルトの完成です。
完成したヨーグルトのパックと牛乳パックの重さを量り比べてみたら、ヨーグルトパックは1140g、片や牛乳パックが1050gでヨーグルトの方が90gほど重い。この重さの分だけヨーグルトの栄養素が詰まっているんでしょうね。
我が家ではこのやり方で牛乳1ℓパックを、3~4日に1本のペースで消費しています。良質なたんぱく質やカルシウムを提供する乳製品は、成長期のお子さん達だけでなく、骨粗鬆に悩むお年寄り達にとっても欠かせぬ食品です。牛乳がだめならヨーグルトを食べて、最後まで元気にピンコロ老人を目指しましょう。