Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、周助山~楢抜山ハイキング

2022年12月19日 | 山歩き

12月16日(金)  天気=晴れ

 

08:35原市場バス停→ 08:45周助山登山口→ 09:14~27周助山→ 09:47~49登戸→ 10:13~31林道出合→ 11:02~14548mピーク→ 11:29~33仁田山峠→ 12:01~04楢抜山→ 12:41尾須沢鍾乳洞→ 13:03さわらびの湯バス停

 

 冬型の気圧配置が強まると、日本海側では大雪や吹雪など荒れ模様の天気だが、太平洋側の関東平野は北風の吹く晴天が続く。そんな冬晴れの今日、妻と二人で電車に乗ってハイキングに出掛けた。

 向かったのは奥武蔵の周助山と楢抜山、いずれも1/25、000地図に登山道の記載が無いマイナーな低山だが、両山とも埼玉百名山の一つなので登ってみたい山だった。

 東飯能駅バス停から名郷行きのバスに20分ほど乗り、原市場バス停で下車をした。周助山の登山口が何処か判らず戸惑ったが、一つ手前の原市場中学校前が、登山口の最寄バス停だった。

原市場バス停

 民家の脇に小さな標識があるだけの判り難い登山口だったが、そこから伸びる登山道は明瞭で、奥武蔵トレランコースの一部のようです。樹林帯の急尾根を30分ほど登って、アッサリ周助山(383m)の山頂に着いた。

周助山登山口

山頂手前の登山道

周助山山頂

 周囲を樹林に覆われて展望は全く無いが、居心地良い山頂です。周助山からは小さなアップダウンが小刻みに続く樹林帯の尾根道を西へ向かって進む。展望は無いけれど森のオゾンを浴びて楽しく歩ける道です。

樹林帯の尾根道

 周助山から20分ほどで登戸(ノポット)(436m)に着く。標識が無ければ判らぬ地味な山頂です。登戸から10分ほどで樹林の伐採地に着き、その奥に尾根を越える林道が交差していた。

登戸(ノポット)山頂

樹林帯の伐採地

尾根越えの林道(現在通行止め)

 少し早いが林道の路肩でコーヒーブレイクする。休憩を終えると林道から再び登山道を西へ進む。林道から緩やかなアップダウンの尾根道を30分ほど歩くと、眼下に高圧電線鉄塔が建つピークに着いた。ここが地図上の548mピークだった。

548mピーク(鉄塔の上)

 鉄塔からは関東平野が見渡せて、今日のコースで展望が効いたのは此処だけだった。鉄塔から急坂を15分ほど降ると林道に降り立った。此処が仁田山峠で林道は峠の少し先で通行止めになっていた。

鉄塔から関東平野の眺め

林道が通る仁田山峠に降り立つ

 峠から楢抜山へ向かう道を登って行く。この道は地図には載っていないが、迷わぬ程度にしっかりした踏み跡だ。急な岩場を越えると楢抜山の前衛ピークで、妻が「私疲れたから此処で待ってるわ」と言う。

峠から楢抜山への登り口

 ザックを置いて空身になった私は一人で楢抜山へ向かう。前衛ピークと楢抜山の間は鞍部を挟んでどちらもロープが欲しくなるような急坂で、結構厳しい道だった。楢抜山(553m)は樹林に囲まれて展望は無いが、明るい雰囲気の心地よい山頂だった。

鞍部の四角い大岩

楢抜山山頂

山頂から棒の折山方面の眺め

 楢抜山から前衛ピークに戻り休憩していた妻と合流すると、西へ向かう急な尾根を降って行く。20分ほど降ると道は左へ曲がり、山腹を巻くように緩やかに降ると尾須沢鍾乳洞に着いた。此処の岩場はロッククライミングのゲレンデのようで、4~5名の人が岩登りの練習をしていた。

尾須沢鍾乳洞

 鍾乳洞からは明瞭な道となり、しばらく降ると名栗川沿い県道に降り立った。県道から右に分岐する道に入り、数分歩くと「さわらびの湯バス停」に着いた。温泉に入るつもりだったが、大して汗も掻いて無いので30分後にやって来た飯能行きバスに乗車して帰宅の途についた。

さわらびの湯バス停

 今日は北風の吹寒い一日だったが、近場の低山歩きには最も適した季節と言えるかも知れない。予定通り周助山と楢抜山の山頂を踏めたので、満足すべき山歩きができました。

 

 

コメント
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