Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

旅の途中でタイヤがパンクした後の顛末

2022年12月01日 | 日記

 11月27日(日)

 今日は早い時間に思親山登山を終えたので、山梨県南部町の鄙びた山間部をのんびりドライブしながら今宵の宿「休暇村富士」へ向かっていた。その途中「ゴロゴロ」という異音が聞こえてきたので、タイヤに異物でも挟まったのかと路肩に車を停め車体を点検したら、助手席側の後輪がペシャンコになっていた。

パンクしたタイヤ

 生憎な事にパンクした場所は人家から遠く離れた山間の僻地、スマホの電波も通じない。仕方ないので車を離れ、妻と二人で人家の方へと歩き始めた。しばらく行くと、山の上へ向かう作業道があった。

「高い所なら、電話が通じるんじゃない?」と妻が言うので、作業道を少し登った所から再び電話をしたら、今度は何とか電話が繋がった。まずは「ホンダに緊急サポート」に救援を求める。

 ホンダ緊急サポートからJAFへ連絡してもらったが、遠く離れた場所なので到着まで1時間以上かかると言う。それでも待つしか手立ては無いから、車に戻って救援が来るのを待つ事にした。

 そして1時間以上過ぎた頃に、JAFのレッカー車が到着した。運転して来たSさんが直ちにパンクしたタイヤを点検し、「これは応急処置はできないので、タイヤの交換が必要ですね」と言った。

 その後私の車をレッカー車へ積載し、電波の通ずる所まで移動した。そこで再びホンダ緊急サポートへ連絡する。実は今装着しているタイヤを今年の春にホンダ埼玉で購入した時、タイヤ保険に加入している。そこのところがどうなるのか尋ねると、今度はタイヤを買ったホンダ販売店の方へ電話を繋いでくれた。

車をレッカー車に積載

ワイヤーでしっかり固定する。

積載完了

 担当のOさんが言うには、保険でタイヤを交換する為にはホンダ販売店まで車を持って来なければならないと言う。しかし我々は今宵休暇村富士を予約しているから、行く事は出来ない。どうしたらよいのか、JAFのSさんも混じえて対応を話し合った。

 その結果、甲府市内のJAF本部営業所まで行って、貸出用タイヤとパンクタイヤを交換してもらう事が決まった。これで取りあえず事が進んで、やっと安心する事ができた。

 南部町から中部自動車道をひた走り、夕闇迫る午後6時頃JAF本部営業所に到着した。レッカー車から車を下ろし、JAF隊員の手で速やかにパンクしたタイヤの交換作業が終わった。此処までレッカー車で運んでくれたSさんとは、此処でお別れする。誠実な仕事ぶりで助けてくれたJAFとSさんには、感謝の気持ちで一杯です。

JAF甲府営業所に到着

 その後タイヤの交換を済ました車を走らせ、田貫湖湖畔の休暇村富士へ着いたのは午後7時半頃になっていた。どうなるものかと焦ったが宿の人から「大変でしたね」と労われ、何とか夕食に在り着く事ができた。

 このアクシデントでつくづく思うのは、「タイヤ保険」に入っていて本当に良かったなという事です。翌日の夕方ホンダ販売店へ赴き、パンクしたタイヤを含む古いタイヤ4本とJAFから借りたタイヤを販売店へ引き渡す。

  パンクしたタイヤの検査を終えてからでないと保険金が降りないので、新しいタイヤ(4本)の準備できないと担当者の話。そこで少し時期は早いが、スタッドレスタイヤを装着してもらう事にした。無償でタイヤ交換してもらえば、私としても助かる。

 長いマイカー歴の中でタイヤのパンクを経験したのはこれが3回目、パンクを目撃した瞬間は私の心も凹んだが、新しいタイヤが手に入るしスタッドレスタイヤの交換もできたしで「終わり良ければ総て良し」、これも旅の忘れえぬ思い出の一つとなるでしょう。

コメント
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