馴染みのスポーツ用品店が閉店になったと前回のブログで書いたが、「栄枯盛衰」「流行り廃り」は世の習いで、最近はリサイクルショップが増えているようです。
リサイクルと聞くと私ら古い世代は埃っぽい古道具屋さんを想い浮かべ、他人の使い古した物などと敬遠する気持ちが強かった。しかし最近のリサイクルショップは、全然イメージが違っていた。
店内のレイアウトは綺麗だし、販売する商品も良質な物が多い。商品を見ていると、チョット大袈裟だが宝物探しをしているような気分です。そんな訳で近頃は、ジョギングやウォーキングついでに、リサイクルショップへ立ち寄る事が多くなりました。
特に目をつけているのがアウトドアを中心としたスポーツ用品で、掘出し物が多い。フーテンの寅さん風に啖呵を切れば「さぁさお客さん。角は一流デパートの三越、伊勢丹で、紅白粉の姉さんに下さい頂戴、頂きますと言えば数万円は下らぬ品物ですが、ここで会ったが何かご縁、今日は破格のお値段でたったの数千円の出血大サービス、エエ~い持ってけ泥棒~」てな感じです。
そして啖呵に乗せられたわけじゃないが、狙っていた登山用のザックと靴を買っちゃいました。いずれも新品だと数万円はする海外ブランドで、それが二つ合わせて税込み9900円、ザックは軽ハイキング用、靴は今の登山靴がオシャカになったら履く予定です。
それから後一つ、気になってる物がある。それはラジコンの戦車です。貧困育ちでロクにオモチャなど買ってもらえぬ家庭環境だったから、そのトラウマが残っており、棺桶に片足突っ込むような年頃になって欲しくなった。
でも買ってもし妻にでも見つかれば、タップリ嫌味を言われる事は間違いない。なので、今はそのお店へ行く度に、「まだ売れてないなあ」と眺めるだけで終わっています。ジジイが一人公園何かでラジコン戦車を動かせてる姿何て、シュールな光景だと自分でも分っているから、多分買う事は無いでしょう。
・・・おまけで一句「できるなら、人生も一度リサイクル」・・