5月9日(火) 天気=晴れ
10:30日本寺東口駐車場→ 10:34~40大仏→ 11:01~06十州一覧台→ 11:15百尺観音→ 11:25登山道分岐→ 11:55~58鋸山→ 12:21登山道分岐→ 12:27百尺観音→ 12:32~37山頂展望台→ 12:50日本寺東口駐車場
昨日の荒天が嘘のように、今日は陽射しの強い初夏の天気、鋸山ハイクと一緒に日本寺の大仏や五百羅漢像も見たかったので、日本寺東口駐車場に車を停める。
日本寺東口駐車場
駐車場は無料だったが、お寺の受付で大人一人700円の入場料を払う。階段を登って最初に大仏広場に着く。岩壁に刻まれた身長30mを越える巨大な大仏様は一見の価値があります。
日本寺大仏(石の座像としては日本一の大きさ)
更に登って行くと、道沿いにいろんな姿をした石の五百羅漢像を見る事ができます。これもインスタ映えする風景です。そこから少し登ると有料の山頂駐車場で、此処にもお寺の受付がある。
石階段を登る
五百羅漢像
受付横から急な階段を登ると稜線の「十州一覧台」で、東京湾や房総半島の眺めが圧巻です。指呼の間には鋸山ロープウェイ山頂駅が見える。再び受付まで降って、東へ進むと、百尺観音と山頂展望台との分岐に着く。
十州一覧台からの眺め
十州一覧台から鋸山ロープウェイ山頂駅
鋸山への道は百尺観音から続いているので、まずは百尺観音へ向かう。岩壁に刻み込まれた観音様は身長30m余、その迫力はまるでバーミアンの大仏像(見た事無いけど)を見るようです。
百尺観音へ向かう岩の切れ間の道
百尺観音
此処にもお寺の受付があり係の女性に鋸山への道を尋ねると、「ここから鋸山まで1時間位かかる。昨日の雨で登山道が滑りやすくなっているから気をつけてね」と教えてくれた。
これを聞いて妻はヤル気を無くし、アミンの岡村孝子とは似ても似つかぬ口調で「私待つわ」と言った。妻に車のキーを渡し、私は一人で鋸山へ向かう。
鋸山へ向かう登山道分岐
地図で見ると鋸山は高々339mの山、楽勝で登れるだろうと思ったが、砕石場跡の巨大岩壁下をトラバースする道は急なアップダウンの繰り返しで、意外と手強い道だった。
採石跡の巨大岩壁(右上に山頂展望台が見える)
同 上
百尺観音から約40分で鋸山(329m)に着く。山頂からは北面に展望が開き、房総半島の森の彼方に東京湾が広がって見えた。山頂から来た道を降り、約30分で百尺観音へ戻った。駐車場へ降る前に山頂展望台に寄り道する。此処も素晴らしい展望で、岸壁から突き出た「ノゾキ地獄」が見どころだ。
鋸山山頂
山頂から東京湾の眺め
山頂展望台のノゾキ地獄
山頂展望台から東口駐車場へ戻ると、妻が車の中でノンビリと寛いでいた。鋸山への道は急なアップダウンの連続で、意外とタフな道だったので妻がいかなかったのは正解だったかも知れない。
鋸山は低山ながら仏教遺跡や巨大砕石場跡地など見所が多く、流石は千葉の名山で楽しい山歩きができました。
・・「鋸の、山低けれど道険し」・・