Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、大持山ハイキング

2023年05月26日 | 山歩き

5月25日(木)     天気=曇り時々晴れ

07:32大鳩園駐車場→ 08:06~18ウノタワ分岐→ 08:21林道終点→ 08:58~09:14妻坂峠→ 10:16大持山分岐→ 10:23~47大持山→ 10:53大持山分岐→ 11:03横倉山→ 11:22~25ウノタワ→ 11:44展望地点→ 12:00~14烏首峠→ 13:01林道終点→ 13:21大鳩園駐車場

 

 来週から天気が悪くなりそうなので、今のうちにと妻と二人で奥武蔵の山へ出掛けた。向かったのは大持山、北隣の武甲山に比べると地味だが、それなりに存在感のある山です。

 朝6時前車で我家を出発し、7時半頃名郷集落奥の大鳩園キャンプ場駐車場に着いた。此処に車を停めて妻坂峠に向かう林道を歩き始める。沢沿いに続くこの林道は大雨による土砂災害で最近まで通行止めだったが、現在は復旧して支障なく歩けるようになった。

大鳩園キャンプ場有料駐車に車を停める

 駐車場から約1時間で林道終点に着き、そこから登山道が始まる。樹林帯に続く道はだんだん急になり、最後はジグザグ登りを繰り返して妻坂峠に着いた。峠を吹き抜ける冷たい風が火照った身体に心地よく、しばらく休憩する。

沢沿いの林道を登って行く

林道終点(ここから登山道が始まる)

樹林帯の道

冷たい風が吹きぬける妻坂峠

 峠から大持山へは急な尾根の直登が続く。この尾根道はカタクリの群落が点在するが開花は4月の早春なので、今は一片の花も無く紅い山ツツジが時折見られるだけだった。

急だが気持ちの良い尾根道

 石が積まれた尾根上のケルンを通過すると、稜線までは遠くない。峠から約1時間で稜線上の大持山分岐に達し、初めて展望が開いた。休まず右へ曲がって7分ほど登ると、大持山(1294m)だった。

尾根道上の石積みケルン

大持山分岐から南面の展望

 山頂は狭く展望も無かったが、片隅にシートを広げコーヒーブレイクを楽しむ。休憩を終えると山頂を後に分岐まで戻って、烏首峠へ向かう稜線コースに入る。

大持山山頂

山頂のツツジ

 分岐から急坂を降って、少し登り返したピークが横倉山(1197m)で、小さな山頂標識が無ければ山頂と気づかないだろう。横倉山からツツジの点在する気持ちの良い尾根道をアップダウンしながら進むと、広々とした草原が広がるウノタワに着く。

ウノタワの草原

登山道沿いのツツジ

 此処から名郷へ降る道も最近まで通行止めだったが、登って来たグループが居たので今では歩けるのだろう。ウノタワからしばらく進み急坂を降った鞍部に送電線鉄塔が撤去された跡地が在り、この一帯だけ森林が皆伐されて東西に展望が広がる。

送電線鉄塔跡地の展望地点

 鞍部からしばらく登ると尾根の左側は石灰石採掘現場の跡地となり、登山道沿いに立入禁止のロープがベタ張りされている。ロープ沿いに降って行くと、小さな石の祠がある烏首峠に着いた。

展望地点から少し先の岩場の通過

烏首峠

 峠から植林帯のジグザグに刻まれた道を、名郷に向ってグングン降って行く。30分ほど降ると数軒の廃屋が残る集落跡地に着き、更に降ると採掘現場施設跡と車道が眼下に見えてきた。車道終点に着くと、そこからは緩やかに降る舗装された車道を重力に引かれるように降り、午後1時半前に車を停めているキャンプ地の駐車場へ戻って来た。

樹林帯の降り

沢の通過

廃屋集落

車道終点に降り立つ

車道終点から烏首峠方面

 車のフロントには料金700円也の駐車料金請求の封筒と「さわらびの湯100円割引券が置かれていたので、700円入りの封筒をキャンプ場売店前のポストに投函し、日帰り温泉わらびの湯へ車を走らせた。

日帰り温泉さわらびの湯

 さわらびの湯で100円割引の700円を支払い、山で疲れた身体をゆっくり温泉に浸かる。登山の後の温泉は極楽天国の気分です。今日は累計標高差1000mを凌駕するけっこうタフな山歩きだったが、妻も最後まで元気に歩き通す事ができた。後期高齢者目前の我々夫婦だが、もうしばらくは登山を楽しめそうです。

 

      ・・「梅雨前の、大持山でリフレッシュ」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする