雨のち曇り。最低気温-0.9℃、最高気温7.3℃。
夕方から札幌へ。午後7時から同8時45分頃まで、時計台ホールにて開催された「朗読とギターによる 第七回郷音公演会」へ出かけてきました。
駅前から、時計台への道はいつの間にかイチョウ並木となっていて、落ち葉が降り積もった道は、黄色に染まり明るくなっていました。
時計台ホールでは7時を知らせるボーンボーンという音が鳴り響き、それをもって舞台の幕開けとなりました。時計台の機能を利用して流れていく企画は時をいつくしむような気がして、いいなと思います。
《第2幕の「虔十公園林」公演の様子》
第一幕の最初は朗読のみの場面で十分に惹きこまれましたが、途中からのギターとの共演もまた呼吸がぴったり合っていて、作品世界にいろどりと深みが広がるものでした。ギターの音色と朗読の声の響きが絶妙で、計算されたような間合いが言葉の美しさを引きだし、情景を浮かび上がらせてくれたように思います。ライブの魅力がこれまで以上に発揮されていて、時間があっという間に過ぎていきました。ライブはいいものだと改めて感じました。