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我家の近くにある札幌学院大学へおもちゃの展示会を見に家人と出かけました。この大学の学芸員課程を履修している学生さんたちが「開け!おもちゃ箱~おもちゃとあの頃のわたしたち~」と題して展示を担当したとのことです。実習の経験を生かし、企画から展示、運営まですべてを手がけたそうです。今日は二人の男子学生が私たちに説明をしてくれました。「なかなか、自分たちの意向が伝わらなくて難しい。」と感想をもらしていましたが、その気づきがとても貴重なことで、彼らのこれからが頼もしく思えたのでした。
発想から実際に展示物を収集し、ある意図をもって展示し、それを見てもらう人に感じ取ってもらうという一連の流れは教育に通底するものがあると思いました。
《おもちゃ年表 1910年代~2000年代まで》
《「戦争の度に軍人将棋や戦闘機の模型飛行機など戦争に関する玩具が流行する・・・以下略・・・・」と解説文にありました。》
おもちゃの変遷は私たちの生活の変遷であり、その時々の社会の影響を受けているのですね。おもちゃや遊び方、おもちゃをどのように手にしたのかなどを細かく見ていくと、当時の社会状況があぶりだされることになるのでしょう。この分野も、奥が深いものだと思いました。