透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「ティラノサウルス雪中レース」の記事

2024-02-05 20:43:46 | 日記

晴れ。最低気温-14.0 ℃、最高気温-4.6℃。

本日付けの北海道新聞に先日行われたという「ティラノサウルス雪中レース」の記事が掲載されていました。

このレースの模様はテレビで過日、放映されています。

はるか昔、恐竜はとてつもなく体が大きく、種としては向かう所敵なしだったことでしょう。ことにティラノサウルスは肉食恐竜の中でも最強といわれています。

その恐竜の着ぐるみ着て走る姿は、身体が微妙にゆらゆらしてバランスが悪く、まるでよちよち歩きの幼子です。

雪に足を取られて転んだりする姿はユーモラスで思わず頬が緩んでしまいました。

思えば、恐竜は気候の大変動で一頭残らずこの世から消え去りました。そのショッキングな事実を記憶している私たちはもしかしたら恐竜にノスタルジアを感じているのかもしれません。

種を残せなかった彼らの運命は、少子高齢化を迎えている私たちがいずれ辿るかもしれない道筋を考えさせられます。

最強だった彼らと私たちヒトは、限りある命を抱えている生き物という大きなくくりで捉えれば、同じといえそうです。

 着ぐるみといえども最強のティラノサウルス。彼らの一挙手一投足から目が離せないのは、彼らの運命になんとなく共感を覚えるからなのかとも思うのです。

「ティラノサウルス雪中レース」がテレビで流された時に思わず頬が緩んだのは、その姿がユーモラスだったことともしかしたら恐竜に対するノスタルジアからなのかと・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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