透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道開拓の村へ

2024-02-22 20:08:32 | 日記

雪。最低気温-7.4℃、最高気温-4.5℃。

開拓の村にも終日、雪が降っていました。

今日はボランティアとして出かけ、解説を担当。

ハワイから来られたご夫婦とその娘さんの3名の方をご案内してきました。

ご主人はハワイ出身で会話は英語のみ、奥様は千葉県出身で日本語も英語もできる方、同じく娘さんも日本語が話せる方でした。

ご主人への通訳はお二人に任せて、いざ、雪が舞い散る開拓の村の市街地へ。前方の除雪車が雪に埋もれた道を開けてくれた後を歩くという恰好になりました。

皆さん、雪が珍しいというので、雪が六角形の結晶ではあるけれど同じ形のものは一つとしてないということ、また、北大で教鞭をとられたこともある中谷宇吉郎博士が世界で初めて人工の雪の結晶を作ったこと、その博士が「雪は天からの手紙」と語っていたことなどをお伝えしました。

今日は風が弱く、湿気があったからか、雪の結晶はほぼ六角形の姿のままで、重なりあっている様子もよく見えました。それは本当に繊細な氷細工のようにきれいだったので、皆さん、目を丸くしてスマホに撮っていました。

動画でも撮っていたようです。

次に向かった漁村群の青山漁家住宅では、ボランティア仲間が囲炉裏の炭をこれでもかというほどに赤々と熾してくれ、冷えた身体を暖めながらおしゃべりも楽しむことができた気がします。

一時はホワイトアウト状態の開拓の村でしたが、村のスタッフの方々やボランティア仲間のお蔭もあり、本日もガイドを無事に終えることができました。

良い出会いの日となり、素敵な経験をさせて頂くことができて有難かったなと思っています。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする