久しぶりの雨、暫く外作業が続いていたのでいい休養日だ。
その休養日は当然読書、前回の日本会議研究に続いて青木 理氏の「日本会議の正
体」を約半分ほど読んだ。
半分しか読んでないのに論評は難しいが、内容的には前回読んだ日本会議研究とよく
重複しており、よく理解できた。
折しも国会では安倍自民党総裁の憲法改正が議論になっているが、これこれこそが日本
会議の目的であり大きな政治目標の一つだ。
そのあと押しをするのが日本会議であり実働部隊の日本青年協議会、そして神社本庁だ。
神社本庁・・・村長のような神道に疎いものには政府の機関かと思うが違う、もともと
国家神道として明治以来80年国に保護されてきたが、第2次大戦後の1946年GHQによ
り政教分離され国の管轄から離れた。
つまり業界団体だ神社界の、ただ日本全国に8万数千の神社があり、その9割以上が加盟
していて、その影響力大きいそうだ。
神社本庁の政治連盟、神政連の政策に日本の歴史と国柄を踏まえた、誇りの持てる新憲法
の制定を目指す・・・とあり、その歴史的背景からも戦前への回帰願望がやまないようだ。
つまり成長の家原理主義者でつくる日本会議や日本青年協議会そして神社本庁がやり遂げ
たいこと、それが憲法の改正なのだ。
その目的に向け安倍首相の周りを日本会議メンバーで固め、影響力を行使するとともに、
地方から中央への議会決議を積み上げ圧力をかける。
美しい日本をつくる国民の会・・・この団体が表だってはやっているが実態は上記のよう
だ。
ついでに、美しい日本を・・・・ナントかでよく出てくる桜井女史この方もれっきとした
右翼論陣の1人だ。
深く静かに、そして長く運動は続いていた、彼らは憲法改正を目前にしている。
さぁ どうする・・・・