旧布野ダッシュ村日記です。
俳句生活 よ句もわる句も 9月の結果が出た。
兼題 石榴 植物 仲秋
傍題 柘榴、石榴(せきりう)、柘榴の実
結果 佳作
句 石榴喰ふ吾子の前歯は欠けており
ざくろくうあこのまえばはかけており
季語 ツソハギ科の落葉高木。秋に果実が熟す。石榴と云
解説 えばその果実をさす。原産はペルシャ地方で平安時
代薬用目的として、シルクロードを経て入って来た。
古来珍重された。
句意等
イャー苦手意識は最初から駄目ですね、この「石榴」
と言うもの多分sekiは食べたことないのでしょう。
どうにも感触・感覚・味覚どれも思い当たりません。
それでもネットの知識で詠んで見ましたが、勉強会でも
散々でしたが、元の句は「石榴喰ふ妻の恵比須歯煌め
めきて」でしたが、皆さんのアドバイスで修正・見切り
発射となった句です。
知らない季語でも読めるようになるには、まだまだ遠い
ようです。
「食う」は連体形なので吾子に繋がるので
終止形で「食ぶ」にすることで上五で切れが出ます。
「おり」は、旧仮名では「をり」で意味は「欠けています」ですが
石榴食ぶ吾子の前歯は欠けにけり
で、あら、欠けちゃった!の方が面白いと思います。