旧布野ダッシュ村日記です。
16日の中国新聞12面に、鈴木三重吉賞の特選作品が
紹介されていた。
普段なら、あまり読むタイプで無いsekiだが、何故か
「ベトナムの言葉で話したい」のタイトルに曳かれ。
庄原市の小学2年生、チャン・アン・ニエンちゃんの「
詩の部」の作品を読んだ。
ベトナム人の両親のもと日本で生まれ、一時帰国し2歳
からまた日本にきているようだ。
そんなことからニエンちゃんは日本語が出来るがベトナ
ム語は駄目、両親は日本語は得意でないようだ。
夏休みベトナムのバァバのところに帰ったが、ベトナム
語が話せずバァバとは話が出来なかった、今度は4年の時帰
国だそうだ。
それまでにベトナム語を一杯練習して、帰ったらバァバと
いっぱい話をしたい・・・そんな内容だが。
ベトナムの子がベトナムの言葉をしゃべれない、ショック
ですね。日本人も多くの人が海外に行って生活している、例
えばタイでは日本人学校の1学年が10クラスもあるぐらい行
っている。
日本人が行ったら日本人学校を作って、言葉も日本の事も
教える、逆に日本にベトナムの人を研修とか称して、来ても
らっても使い捨てのような待遇。
既に日本の労働人口は頭を打ち減少だ、女性労働者を入れ
ても労働力不足は賄えない、外国人労働者を入れて働いても
らうか、大幅な経済減速の別れ道だ。
既に多くの労働者が来ている、ベトナムの人への待遇改善
に、子供さんの教育も検討するべきと思う。
たった一つの詩だが、多くの真実と矛盾を無邪気に訴えて
いる。